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黄金色に染まった銀杏並木

   今年も銀杏並木があざやかな黄金色に染まってきました。
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   @慶応日吉キャンパス 
by bonjinan | 2014-11-30 19:54 | 旅、散歩

日本の経済(No.6)

日本の経済(No.5)の続きです。
10/31の金融政策決定会合議事録によると、「追加緩和」に関して賛成5人、反対4人と賛否両論が拮抗していたようだ。執行部、学者出身者が賛成、企業OB、エコノミストが反対の構図だった。賛成派はデフレ心理が再燃すれば個人消費、企業の投資が手控えられ株高、円安の流れが逆回転しかねないと懸念しているのに対し、反対派は金融緩和の波及経路がはっきりしない中で人々の心理にたよる頼る不確かさ、その弊害を懸念しているようだ。リフレ是非議論が再燃した格好だ。(11.26日経、詳細日銀議事録)
この内容をみて思ったこと。金融市場に限ってみれば賛成派、反対派の議論は分かるが実体経済とは遊離した議論のように思えてならない。このことはGDPの推移をみれば一目瞭然だ。2009年10-12月期から2014年7-9月期までの20期(4年)の名目GDPの推移を点検してみた。名目は実感に近いからだ。まずGDP総額の推移。120兆円内外の小変動で上昇、下降傾向はない。GDPの約6割を占める民間最終消費支出も僅かに増加傾向にあるが大局的には約70兆円超で横ばい。純輸出が下降していることを除けば顕著な傾向がない。実体経済は何も変わっていない。政権が変っても、金融政策が変わっても何も変わっていない。結局、輸出が増え、所得が増加し、将来への不安が取り除かれない限り好循環も始まらなく確かな成長路線に乗らないのではないか。長期的課題(少子高齢化から人口減少をみすえた対応、働きやすい環境づくり、子供を育てやすい環境づくり、財政健全化と社会保障制度の安定、中小企業の活性化を柱とした雇用の安定、貿易赤字の低減、内需拡大、地方活性化、・・・)に腰を据えて取り組まなければダメだということなのではないか。

2014.11.28 10月分家計調査、物価上昇率
総務省発表の10月分家計調査:2人以上の世帯の消費支出は物価変動を除いた実質で前年同月比▲4.0%。物価上昇率:コアCPI(2010年=100)103.6で前年同月比+2.9%、コアコアCPI+2.2%、消費増税分を引けばそれぞれ略+0.9%、+0.2%。(以上、日経)。家計は所得の範囲内でしか消費支出しないということ。物価上昇に敏感であるということだろう。この感覚が政策の基本になって欲しい。
参考:総務省HP(家計調査)同(消費者物価指数)

2014.12.01 ドル換算GDP、中国の半分に
IMFのドル換算した14年の名目GDP見通しは、米国17.4兆ドル、中国10.4兆ドル、日本4.8兆ドル、ドイツ3.8兆ドル。国民1人当たりのGDPも世界26位前後に下がる見通し。1990年代はルクセンブルク、スイスに次ぐ3位だった。下落の大きな理由はドル円相場がアベノミクスが始まってから約5割円安になったこと。家計の金融資産は14年6月末で1645兆円、12年末に比べ主として株高により6%増えたが、ドル換算では9.8%減少した。(以上、日経)。 円安は円の価値が下がるということ。経済がますますグローバル化する中で喜ぶべきことでもない。貿易赤字が縮小ないし黒字化できないと日本経済にはマイナスといえよう。

2014.12.01 原油安、円安、国債格下げ
1バレル65ドル割れ:日本経済にとっては朗報。1ドル一時119円台、7年ぶり、昼118.90円前後。
米格付け会社ムーディーズは日本国債を1段階下げ「A1」にした。同社格付けでは高い順に「Aaa」「Aa1」「Aa2」「Aa3」「A1」。ちなみに「Aaa」は米、独、カナダ、オーストラリア、スイス、」「Aa1」は英国、フランス、香港、」「Aa2」は中東産油国、「Aa3」は中国、韓国、台湾

2014.12.04 株高
4日大引けはの日経平均は17887円。東証株価は日経平均で年初来高値を更新している。
NYダウと比較するとほぼ同じ動きをしているもののドル換算比較すると円安進展で日本株の方がパフォーマンスが悪いということになる。どこかで連動性がなくなるのでは?

2014.12.05 1ドル120円台に
2014.12.07 1ドル121円台
米11月分雇用統計速報によると非農業部門の雇用者数は前月に比べ32.1万人増。市場予想(約23万人)を大幅に上回った。米景気回復を受けドル買いが一段と進んだ。
(現在の円相場の位置)5日のNY市場は一時1ドル121.69円、約7年4か月ぶりの安値だった。2010年を100とした円の実質実効為替相場(通貨の貿易上の対外競争力を示す指標。消費者物価、取引通貨に応じた貿易取引額を考慮した指数。小さいほど輸出には有利)をみると11月中旬時点で70.88、73年1月の68.88以来の低さ。73年当時の円相場は1ドル約300円だった。(以上、日経)
この状態で輸出が増え貿易赤字が少なくならないようだと物価高を招くだけでメリットは何もなしとなる。

2014.12.08 7-9月期GDPの下方修正
内閣府が8日発表したGDP改定値は、11/17発表された速報値から下方修正された。
実質GDP:前期比▲0.4%→▲0.5%、年率換算▲1.6%→▲1.9%
名目GDP:前期比▲0.8%→▲0.9%、年率換算▲3.0%→▲3.5%
GDPデフレーター:前年同期比+2.1%→+2.0%
出典:内閣府ホームページ(GDP)
今回のGDP予想に当たっては、エコノミストの予想が速報値、改定値とも大きく外れた。速報レベルでは+2.4%程度が正反対のマイナスに、改定値レベルではマイナス幅縮小がむしろ拡大した。GDPは各種データを単純に積算したものではなく、纏めれれていないデータについては予測を、更にはこれらを2次加工して出されるため違いがありうるとされる。しかしそれにしてもプラス、マイナスの差、またその乖離が大きすぎる。申し訳ないがエコノミストも現実に何が起こっているのか把握できていないということ、更には大きな変化を予測する能力がないということになる。

2014.12.13 12日のNY原油(WTI)の期近物 1バレル57.81ドル。1週間で約12%下落。
NYダウは石油関連株が下げ、1万7280ドル(315ドル安)。物価上昇をひたすら目標としている筋には良くないのだろうが我われの家計にとっては朗報だ。円安でも輸出が増えない状況下では日本全体の経済にとっても朗報である。ここで円安がさらに進むようだとこれが帳消しになりむしろ景気回復を削ぐ。

2014.12.15 総選挙後の東京市場
東京株式市場は、日経平均で前週末比260円安の17,111円で始まった。
市場は、世界の景気、特に原油安に伴う世界経済の縮小懸念、アベノミクスの実体経済面での効果をみようとしての反応だろう。全体としてリスクオフの様相である。

2014.12.18 米利上げ、4月以降
FRBのイエレン議長はFOMC後の記者会見で、「少なくとも向こう2回(15年1月、3月)のFOMCで始めるとは考えられない」と明言した。(日経) 今後の世界経済は当面、原油価格の動きと影響が軸となり動くということになる。イエレン議長の発言は米国経済の順調な回復を示すものとして、原油安→シェルガス低迷→景気への悪影響と捉えられていた状況が一転、原油安が消費拡大に結び付くとしてNYダウは上昇している。

2014.12.22 銀行の稼ぐ力消失
総資金利ざや(=貸出金利と国債など有価証券の運用利回り-預金金利や経費)が2014年9月中間期で全国112行のうち11行が逆ざやになった。日銀の異次元の金融緩和で貸出金利や国債利回りが急低下し住宅ローンなどの顧客獲得競争も薄利に拍車をかける。総資金利ざやが最も高いのはスルガ銀行の1.30%、最も低いのはあおぞら銀行の▲0.27%。こうした環境を踏まえ地銀には再編圧力が、また国内から海外融資や手数料収入に活路を見出そうとしている。(以上、日経)要は銀行にとって優良な融資先が見出されていないということだ。

2014.12.25 2013年度国民経済計算確報
内閣府から25日、「2013年度、国民経済計算確報」が発表された。以下、概要。
(国民経済計算確報:国連が定めた手順を基に集計したGDP統計の決定版)
名目GDP(支出側):483.1兆円(対前年比+1.8%)
実質GDP(支出側):対前年比+2.1%、GDPデフレーター:-0.3%
国民所得(要素費用表示):362.1兆円、内雇用者報酬248.3兆円(労働分配率68.6%)
家計所得(家計可処分所得287.6兆円+年金基金準備金変動▲2.1兆円):285.5兆円
家計最終消費支出:289.2兆円(結果、家計貯蓄は▲3.7兆円、家計貯蓄率▲1.3%、4年連続減)
産業別名目GDP構成比(本項のみ暦年):第1次産業1.2%、第2次産業24.5%、第3次産業74.3%
詳細内訳;サービス業19.9%(以下、全体構成比)、製造業18.5%、卸小売業14.5%、不動産業11.8%
数値引用:内閣府ホームページ(国民経済計算)
注目点:家計貯蓄率がデータが開示されている1995年の9.6%からはっきりした傾向として低下し続けていること。特に13年度は-1.3%に落ち込み、貯蓄の取り崩しになっていること。

2014.12.30 東証、大納会終値
アベノミクス、最大の経済指標である株価、大納会終値は17,450円(前日比279円安、昨年比7.1%高)だった。さて来年の大発会は幾らで始まるか。

2015.1.5 仕事始め
仕事始め。大発会の日経平均は年末比一時200円安だったが大引けは42円安の17,408円だった。
ドル円相場は120円台前半、ユーロ円は143円後半で推移している。
アベノミクスは期待から始まったが今年は現実の経済が問われる年になりそうだ。
特に円安・物価高による実質所得のマイナスが解消されるのかどうかが指標となるだろう。
世界経済に目を転ずれば、良く言われているように、何と言っても予定されている米利上げとマネーの米国回帰、それに連動しての新興国の成長鈍化、および欧州経済の低迷は大きな影響を及ぼすだろう。原油安は非資源国にとっては朗報だが、長引けば値上がりを前提にした新産業、新商品の停滞、値上がりをベースにして積み上げられた付加価値が剥ぎ落されるなど影響も大きい。政治でもギリシャの混乱がユーロ離脱に発展しかねない状況にあるなど波乱要因が多い。

2015.1.10 米、成長加速も物価停滞
米12月の雇用統計で非農業部門の雇用者数は前月比25.2万人増、失業率も5.6%まで下落(金融危機後の09年は10%)と堅調に景気回復している。しかし全雇用者の平均時給は24.57ドルで前月から0.2%減、物価(変動の大きい食料とエネルギーを除いたコアPCE)上昇率も1.5%前後に張り付いたまま。FRBが目標とする2%にとどいていない。これら原因として原油安、ドル独歩高、非正規パート雇用の急増などをあげている(以上、10日付日経)。わが国においても雇用者賃金の動向は米国と同じであり、日銀が目標とする消費者物価指数変化率+2.0%はかなり難しいことを想定させる。もし現状の賃金動向の中で物価高になるとするとむしろ悲劇だ。原油安がいつまで続くか分からないが喜ぶべきことだ。

2015.1.13 2015年、政府経済見通し
政府は12日、2015年度の政府経済見通しを閣議了解した。
15年度の名目成長率は対前年度比+2.7%(名目GDP504兆9000億円)とした。
実質成長率は同+1.5%、寄与度としては民需+2.0%、公需-0.6%、外需+0.1%。
項目別には、個人消費が14年度-2.7→15年度+2.0%、住宅投資-10.7→+1.5%、
設備投資+1.2→5.3%、輸出+6.0→+5.2%、輸入+2.5→+3.9%。
なお消費者物価指数変化率については、+1.4%(日銀目標+2.0%)としている。
詳細:内閣府ホームページ(政府経済見通し)

2015.1.13 NY原油先物45ドル台
NY原油先物相場、WTIは1バレル45ドル台に下落。14年6月頃までは100ドル内外だったので半分以下に下落したことになる。底が見えない状況を受け株価は下落している。

2015.1.19 訪日客、消費2兆円超
日本政府観光局の推計によると、2014年に日本を訪れた外国人旅客は1,340万人程度と13年より3割増えた。滞在中に使ったお金も2兆300億円と前年比4割増。国・地域別では、韓国が約1割増の276万人、台湾3割増の283万人、中国は8割増の241万人。支出費目別では、買い物7000億円以上と全体の35%程度、宿泊費約30%、飲食費約20%の順。14年の消費の合計はGDPの0.4%程度。(日経)

2015.1.20 日本人の出国数
法務省は20日、2014年の出国日本人数は13年に比べて3%少ない1690万人だったと発表した。
また国際収支統計によると、日本人旅行者が海外で使ったお金を示す「旅行支払い」は14年1~11月の累計で1兆8840億円で前年同期比3%減だった。(日経)

2015.1.24 電力需要
電気事業連合会が23日発表した「2014年12月分電力需要実績(速報)」によると、12月の電力需要は、10社販売電力量合計で679億kWh、対前年伸び率1.3%減、8カ月連続対前年比減となった。14年の年間でみると8283億kWhと、1999年以来の低水準だった。東日本大震災後に電気料金が約2割上がり、節約が浸透していると解説されている。(以上、日経) のど元過ぎれば・・・と思っていたが、良いことだ。ただ企業の新電力からの調達、自達などどうみるべきか・・・。
参考:電気事業連合会ホームページ

2015.1.26 2014年貿易収支
財務省が26日発表した2014年の貿易収支統計(通関ベース速報)の概要
輸出73兆1052億円(前年比+4.8%)、同数量指数90.7(同+0.6%)
輸入85兆8865億円(前年比+5.7%)、同数量指数106.0(同+0.6%)
差引▲12兆7813億円(前年比+11.4%)、比較可能な1979年以降で過去最大。
(為替レート平均値)2013年96.91円/ドル、14年105.3円/ドル(対前年比8.7%の円安)
貿易収支の推移:2010年+6.6兆円、11年▲2.6兆円、12年▲6.9兆円、13年▲11.5兆円
(所見)輸出入の数量指数が対前年比微増の中での金額増からみて大枠円安進展の影響で理解できる。
14年上半期の貿易赤字は▲7.6兆円、下半期は▲5.2兆円。下半期減は原油安の効果とみられる。
数字引用:財務省ホームページ(貿易統計)

2015.1.30 消費者物価指数(2014年12月分)
CPI総合:対前年同月比+2.4%、コアCPI+2.5%、コアコアCPI+2.1%
消費増税分を除くとコアCPIで+0.5%
なお月次の対前年同月比コアCPIをみると、9月+3.0%、10月+2.9%、11月+2.7%と下落している。
参考:総務省ホームページ(消費者物価指数)

2015.1.30 2015年度公的年金の受領額
厚労省発表によると、厚生年金を受取る夫婦2人分モデルで、14年度対比15年度支給額をみると、物価・賃金上昇を反映すれば+2.3%、一方過払いの解消▲0.5%、マクロスライド▲0.9%で、実際の上乗せは概ね+0.9%。前述標準モデル家庭で21万9066円から22万1507円になるとしている。(日経)
詳細:厚労省ホームページ(平成27年度の年金改定について)

2015.1.31 米GDP(10~12月)
米国の10~12月の米実質国内総生産(速報値)は前期比年率2.6%増(市場予想3.2%程度)だった。

2015.2.3 長期金利上昇、原油価格上昇
3日の債権市場で、新発10年物国債利回りが前日比0.075%高い0.360%、昨年12月18日以来の水準。1月20日には0.195%と過去最低水準を更新していた。(日経) 出口戦略の難しさを想定させる。
一方、WTI原油先物価格は2月に入り44ドル台から51ドル超へ。短期的な動きなのかどうか?

2015.2.6 米雇用統計
1月+25.7万人(予想+23万人)、12月修正+32.9万人(修正前+25.2万人)、11月修正+42.3万人(修正前+35.3万人)。11,12月の大幅上方修正で米経済の回復が確認された、(日経WEB刊)これを受けドル円相場はドル高となった(117円台前半から118円台後半)。一方DOWは17824ドル、前日比酸-60.59安だった。

2015.2.8 海外収益の還流
日本企業が海外で稼いだお金を国内に戻すペースが加速している。国際収支統計によると、日本企業は円安などにより14年1月~11月に海外で5兆8278億円の投資収益を上げ、このうち約65%にあたる3兆8153億円を国内に戻した。還流額は前年同期比16%増。これについては次のような見方が上げられている。円安がこれ以上進まないとみた、企業が生産拠点を国内に戻す前触れ、配当性向を上げるためなど。(日経)

2015.2.9 2014年国際収支統計
財務省から2014年の国際収支状況(速報)が公表された。
経常収支:2兆6266億円(前年比-18.8%、前年は3兆2343億円)・・・1985年以降最小
内貿易収支:▲10兆3637億円(前年比18.1%、前年は▲8兆7734億円)・・・過去最大
内第一次所得収支:18兆712億円(前年比9.7%、前年は16兆4755億円)
※輸出は前年比9.3%増だったが輸入の伸びが10.3%と大きく貿易収支が悪化した。全体像としては円安進展と原油価格上昇で解釈される。貿易赤字は将来への投資として増える分には構わないがエネルギー価格の上昇によってもたらされている以上、投資には当たらず国富が流出しているということになる。最近、貿易赤字を打ち消す第一次所得の増をみて貿易立国から投資立国へという人もいる。本当にそれで雇用が維持拡大できるならそれも良いが、第一次所得の増は円安による増であることに加えて、主たる投資利益は製造業の海外移転によるものであることを考えれば、新興国人件費の高騰などにより伸び続ける保証はないことに注意を要する。
数値引用:財務省ホームページ(国際収支統計)

2015.2.10 農協改革
政府自民党と全国農業協同組合中央会(JA全中)の農業改革をめぐる協議が9日、決着した。それによると、①JA全中は監督・指導権を廃止する、②JA全農(JA経済連)は株式会社への転換も可能に、③全国約700の地域農協は全中に払う負担金を廃止する、④同過半の理事をプロ農家とする、⑤同公認会計士による外部監査を行うであった。(以上日経) 農協の自由度が高まる反面、政治的発言力は低下することになる。これにより農業従事者が増え所得があがる方向に動くのであれば結構だが、農業の6次産業化などトピックス的な成功例があるとしても貿易自由化の流れの中で国際競争に負け農業そのものはさらに荒廃してしまう可能性もある。食の安全も絡んでおり注視していきたい。

2015.2.15 日本国債の外国人保有残高
外国人投資家が保有する日本国債が2014年末で46兆円となり7年ぶり過去最高となった。14年の外国人の日本国債売買代金は98兆円、債権ディーラー分を除く売買代金全体の12%強を占める。国債(短期国債を除く)の発行残高に占める割合(5%弱)より高く金利形成にも影響を及ぼしている(以上日経) 
参考:10年物国債金利(2月9日):米国1.66%、ドイツ0.31%、日本0.29%
欧米の金利低下で日本国債を見直す動き。ただ中長期的には大きな変動要因ともなる。

2015.2.17 2014年労働力調査(速報)
総務省が17日、2014年労働力調査(速報)を発表した。以下、概要。
2014年平均の役員を除く雇用者は5240万人で前年比39万人増。
うち正規職員・従業員は3278万人で前年比16万人減。
非正規職員・従業員は1962万人で前年比56万人増。
2014年平均の完全失業者は236万人で前年比29万人減。
2014年平均の非労働力人口は4483万人で前年比17万人減。
引用:総務省ホームページ(労働力調査)

2015.2.18 2014年分毎月勤労統計(確報)
厚労省から18日、2014年分毎月勤労統計(確報)が発表された。以下その概要。
1.現金給与総額:316,567円(前年比+0.8%、内所定内分+0.0%、所定外+3.1%、賞与等+3.3%)
2.労働時間:平均月間145時間(前年比-0.3%、内所定内-0.6%、所定外+3.8%)
3.雇用:労働者総数:46.8百万人(対前年+1.5%)内一般32.9百万人(同+1.0%)、パート13.9百万人(同+2.7%、全労働者比29.8%)、入職率(同-0.01%)、離職率(同-0.07%)。 
引用:厚労省ホームページ(毎月勤労統計)
名目賃金は4年ぶりの増で+0.8%だったが消費者物価(持家の帰属家賃を除く総合)が+3.3%であるため実質賃金としては-2.5%であった。消費税率を3→5%に上げた1997年の実質賃金はゼロで横ばいだったのに比べ今回の方が影響が大きい。(日経)

2015.2.22 日経平均1万8332円
20日の株式市場は、3日続伸、およそ15年ぶりの高値を更新、終値1万8332円だった。
一方、20日のNYダウも1万8140ドルと史上最高値を点けている。ギリシャ問題の小休止、米利上げまでの安心感から高値を更新しているようだ。日本株高については円安、原油安による企業収益改善への期待からと言われているが、何かと米国株価に連動する日本株、米国経済との違いは認識しておく必要はあるだろう。「米国の輸入の推移を07年12月の景気の山を起点とする今回の景気循環と、01年~07年の前回の景気循環で比べてみると、今回の輸入は2割弱程度の伸び、前回が7割近く伸びていたのと歴然たる差がある。米国の個人消費が堅調な割には、消費財(除く自動車)の輸入の勢いを欠く。米製造業の国内回帰が輸入依存度を低下させている可能性がある(日経)」すなわち米国の景気が良くても輸入は必ずしも増えないということで、中国、欧州が景気減速している中で、日本企業がどこまで収益を拡大できるのかは分からない。

2015.2.16→2015.3.9改定 GDP成長率(10-12月分、および2014年暦年) 
名目:1.1→1.0%(年率換算4.5→3.9%)、実質0.6→0.4%(年率換算2.2→1.5%)、内家計最終消費は実質+0.3→0.5%、名目+0.5→%。問題となる雇用者報酬は前年同期比+0.0%(実質)、同+0.3%(名目)だった。
なお2014年暦年のGDP成長率は、実質0.0→-0.0%、名目1.7→1.6%、GDPデフレータは+1.6→+1.7でプラスに転じた。同雇用者報酬では、前年比-1.0%(実質)、同1.8%(名目)、2010年以降名目では上がっているが実質では下がり続けており前年の0.6%から-1.0%になっている。
引用:内閣府ホームページ(GDP統計)

続きは、日本の経済(No.7) でご覧ください。
by bonjinan | 2014-11-27 22:28 | 政治・経済

長野県神城断層地震

長野北部で22日夜、最大震度6弱の地震(長野市、小谷村、小川村)が発生した。震源の深さは約5Km、マグニチュードは6.7だった。政府の地震調査委員会によると、長野県北部を南北方向に走る活断層の「神城断層」の一部が動いたとする分析。「長野県神城断層地震」と命名された。なお同地区は大きくは「糸魚川静岡構造線」上にあり、またGPSを利用した調査で最近分かった「新潟神戸歪集中帯」上にある。被害状況は、24日の長野県のまとめによると、負傷者44人、うち重傷者は8人、住宅の全半壊は白馬村と小谷村を中心に141棟。善光寺では石灯篭が崩れるなどの被害を受けた。改めていつどこで地震が起こるか分からないことを知らされた。最悪の危機をどう避けるかこれも改めて点検したい。(共同通信配信exiteニュース)
by bonjinan | 2014-11-24 20:32 | できごと

京都・養源院

   京都、三十三間堂の東隣にある養源院を訪ねた。
   浅井家、豊臣家、徳川家ゆかりの歴史ある寺院(詳細は付記に)。
   春は桜、秋は紅葉。今、紅葉が深まってきた。
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   養源院山門。場所は三十三間堂の東隣。     
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   もみじの紅葉が始まった境内。
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   徳川家の家紋が掲げられた養源院。
   内部には血天井、俵屋宗達の出世作といわれる杉戸絵がみられる。(詳細は付記に)。

 ≪付記≫
(養源院の歴史)
養源院は豊臣秀吉の側室・淀殿(茶々)が父・浅井長政の追善供養のため秀吉に願って1595年に創建された寺院。寺名の養源院も長政の院号から採られた。1619年に火災で焼失するが、今度は淀殿の妹で徳川2代将軍・秀忠の正室・崇源院(江)の願いにより伏見城の遺構を移築して1621年に再建される。以後、3代将軍・家光、家光の妹・和子(後水尾天皇の中宮、後に東福門院)の庇護もあって徳川家の菩提所となった。
歴代将軍の位牌(2代・家光から15代・慶喜まで)が納められている。こうした歴史を振り返ってみると、浅井、豊臣、徳川の女性たちがつくった歴史ある寺院であることが分る。なお江戸時代には特別扱いの寺院で、一般人が参拝できるようになったのは明治になってからのことという。
(必見箇所)
①血天井:関ヶ原の戦いの直前、石田三成率いる豊臣方軍勢が大挙して伏見城に攻め入り、留守居役・鳥居元多忠ほか徳川方武将約380名が切腹。その血が染みこんだ板が天井板として組み込まれ、武将たちの冥福が祈られている。約400年も経ち鮮明ではないがそれと知れる。
②俵屋宗達作の杉戸絵:≪唐獅子≫、≪白象≫、宗達が大絵師として第一歩を踏み出す原点となった絵とされる。≪白象≫は客人を迎え、お送りする主の気持ちを表現するサプライズとされたという。
③寺紋:徳川家の家紋「葵」の紋が入った布が入口に掲げられている。ただし内部には皇室の紋「菊」、豊臣家の紋「桐」もみられる。養源院の再建者・崇源院(江)と夫の徳川秀忠の位牌には、葵、菊、桐の3つの紋が刻まれている。これら必見箇所についてはお寺様から丁寧に説明していただける。  以上
by bonjinan | 2014-11-23 14:06 | 旅、散歩

紅葉@高雄 sanpo

  京都・高雄の紅葉を楽しんできました。
  都心とは違って山深い高雄では紅葉の真っ盛り。
  静かに愛でることができました。
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  清滝川に架かる高雄橋付近。
  橋を渡ると神護寺参道。左に行けば清滝に至る錦雲渓。右に行けば西明寺、高山寺方面。

  
by bonjinan | 2014-11-22 16:42 | 旅、散歩

紅葉@南禅寺塔頭、天授庵

   京都・南禅寺三門の南に位置する天授庵を訪ねた。   
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   正門から入ると暗闇の先に紅葉が輝いていた。
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   本堂前庭(東庭):枯山水の庭だが幾何学模様の石畳が印象的。
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   書院南庭:池泉回遊式庭園。夜には本堂前庭とともにライトアップされる。 
   
   
by bonjinan | 2014-11-22 08:31 | 旅、散歩

京都、二条城

  何度も行っている京都ですが初めて入りました。
  いうまでもなく二条城は徳川家康が1603年に築城した京の宿舎。
  1867年には15代将軍慶喜から大政奉還が発表された場所でもある。
  とにかく広大。
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  二条城二の丸御殿の唐門
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  二の丸御殿
  ここの大広間で大政奉還が発表された。
  各部屋の襖絵は狩野派によるもの。
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  天守閣跡から望む二条城御殿
  かつて5層の天守閣があったが、1750年の雷火で焼失したという。
by bonjinan | 2014-11-21 20:38 | 旅、散歩

宇治上神社

  平等院から宇治川を挟んでのんびり歩いた。
  平等院→興聖寺→宇治神社→宇治上神社へ。
  小さな境内に国宝、世界遺産の本殿、拝殿がある。
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  拝殿。
  鎌倉時代の建築とされる一見すると邸宅風の建物。
  本殿は修復中だった。
by bonjinan | 2014-11-21 20:08 | 旅、散歩

宇治、興聖寺

  曹洞宗の開祖道元が草庵を開いたのが始まりの宇治・興聖寺。
  もうしばらくすると、参道(琴坂)は紅葉で真っ赤に染まる。
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  琴坂から山門を望む
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  琴坂から石門を望む
by bonjinan | 2014-11-21 19:39 | 旅、散歩

宇治・平等院

  何十年かぶりで宇治の街を散策しました。
  JR宇治駅→上林茶店→平等院→興聖寺→宇治神社→宇治上神社→源氏物語M→京阪宇治
  寒からず暑からずのんびり過ごせました。
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  平等院鳳凰堂
  まじかに拝む阿弥陀如来様はもちろん良いが池越しに拝むとまたありがたく思える。
  鳳凰堂は東向き、池越しに望む鳳凰堂、特に夕日の指す風景は西方浄土の様相。
  なお平等とは「仏の救済が平等ということを意味します」(平等院ホームページ)と
  のこと。今も修学旅行の定番スポットらしく学生がたくさん参観していた。
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  宇治川
  平安時代には宇治は貴族の別荘があった地。
  京都の町とは違ってプライベートな時間を過ごせる場所だったのだろう。
  平等院ももともとは藤原道長の別荘だったところを関白藤原頼道が寺に改めたもの。
  宇治川は『源氏物語』浮舟の舞台。作者・紫式部は道長の娘・一条天皇の后・彰子に
  仕えたこともあって宇治は縁ある地と言える。
  平安末期には、1180年、平家滅亡のきっかけとなる宇治平等院の戦い(平氏に反抗
  した以仁王、源頼政の討ち死に)、1184年には宇治川の戦い(源義仲軍と源頼朝か
  ら派遣された範頼、義経軍の戦い)があった。

(補足)平等院鳳凰堂建立の背景
6世紀頃の中国で起こった三時説(末法思想)によれば、釈迦滅後の500年間を仏教が正しく行われる「正法」時代、正法後の1000年間を仏法はあり修行者もいるが証(さとり)のない「像法」の時代、像法後の10000年間を仏法はあるが行も証もない「末法」の時代だとした。平等院が創建された1052年は丁度、末法元年と考えられていた。当時、天災人災が続いたこともあって末法思想が貴族、僧侶の心をとらえ、死後の極楽往生を願う浄土信仰が広く流行していた。鳳凰堂は西方極楽浄土での往生を強く願って翌1053年に建てられた。
by bonjinan | 2014-11-21 17:02 | 旅、散歩