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<   2013年 03月 ( 15 )   > この月の画像一覧

静かに楽しむ桜@東慶寺

  華やかに咲く桜も好いがひっそりと咲く桜もまた好い。
  北鎌倉「東慶寺」を訪ねた。情趣あふれる桜、季節の花々を楽しめた。
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  東慶寺参道から望む六国見山の桜。
  中腹に夏目漱石が参禅のため止宿した円覚寺塔頭・帰源院がみえる。
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  仏殿前の枝垂れ桜。
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  金仏脇の桜。
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  三椏(ミツマタ)と赤花三椏(アカバナミツマタ)。
 「春されば まづ三枝(さきくさ)の 幸くあれば 後にも逢はむ な恋ひそ我妹」
  柿本人麻呂
  万葉歌人は、三椏、福寿草、沈丁花、錨草など枝が三つに分かれた植物を三枝と呼び、
  春を告げるように咲くことからサキサク、サキクサと読んだそうだ。
  三椏が有力だが錨草もそのひとつ。
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  錨草(イカリソウ):かって和船の錨は4つの鉤だったようだ。

  参考:東慶寺ホームページ

   
by bonjinan | 2013-03-27 10:07 | 旅、散歩

浅草寺伝法院の庭園

  公開中の浅草寺伝法院庭園を拝観させていただきました。
  参詣客で賑わう本堂、仲見世通りとはうって変わって静か。
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  伝法院庭園:大書院前に広がる回遊式庭園(小堀遠州築庭)。今、桜が満開。
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  少し撮る角度をずらすと現代に。五重塔と東京スカイツリーが撮れる人気の風景。

  参考:大絵馬寺宝展と庭園拝観(2013年3月21日~5月7日)
        詳細は浅草寺ホームページをご覧ください。

     
by bonjinan | 2013-03-26 19:35 | 旅、散歩

EU危機の実態

ギリシャ危機に始まり南欧諸国の金融危機が次から次と報じられる。在仏ジャーナリストが分かりやすく解説した書がある。広岡裕児『エコノミストには絶対分からないEU危機』文春新書(2013.3)だ。
「いまユーロはダメだと言っている人たちこそユーロは素晴らしいとギリシャ政府に甘言を弄して多額の借金をさせ、国の借金を増やさせたのです。その舌の根の乾かないうちに、今度は借金が多すぎると攻撃し多額の利益をあげました。今や「市場」は個人や企業にお金を循環させ経済社会に活力を与える場ではありません。お金を原料にしてお金を儲けるというひとつの産業の舞台です。お金づくりをする金融資本主義とものづくりをする産業資本主義は別世界になってしまった」と述べる。「世界のGDPの約24倍にも膨らんだ世界の金融取引額」を考えればまさにその通りだ。しかし一方、「EUは経済合理性の発想から生まれたものではなく、新しい社会の発想から生まれたもの。問題(財政政策は各国、金融政策は統一政策)を認識しながらも危機を確実に乗り越えてきている」とも述べる。翻ってわが国を考える時、危機はいつ訪れるか分からない。誰がどのようなかたちで支援してくれるのか、頭の片隅にはいれておく必要があるだろう。全体として繰り返し発生する金融危機のメカニズムを理解する上で良書である。話は変わって今日3/25の東京株式市場は大幅高になった。個々の企業に何の変化も起こってはいないにも関わらず・・・。関係者からはキプロス問題が決着との報道を受けての動きと解説されている。アベノミクスで膨らんでいる金融資産はどこに向かうのか、限りない資産の増殖に向かうのか、実体経済に向かうのか、それが問題だ。
by bonjinan | 2013-03-25 20:47 | 読書

楊貴妃にたとえられた「海棠」。 sanpo

 「海棠(かいどう)の睡(ねむ)り未だ足らず」玄宗皇帝が楊貴妃を評した言葉。
  眠りが足りず酔いのさめきらない美人(楊貴妃)のなまめかしさを海棠の花にたとえたもの
 (大辞林)。楊貴妃ってこんな感じだったんだ。別名、花海棠、故事にちなみ「睡れる花」とも。
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    JR目黒駅付近、目黒通りの街路樹。  
by bonjinan | 2013-03-21 17:40 | 旅、散歩

春は花、モクレンもいいね。 sanpo

   「春は花 夏ほととぎす 秋は月 冬雪きえですずしかりけり」 道元
   千鳥ヶ淵のニシキモクレン(錦木蓮)、一名サラサモクレン(更紗木蓮)が満開。
   もうしばらくすると桜が満開になる。確かに春は花だね。
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   太陽の光にあたって華やか。 (@桜の名所、千鳥ヶ淵緑道)
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   空に向かって伸びるモクレン。桜もいいけどモクレンもいいね。
   (@外堀通りを渡った、千鳥ヶ淵公園) 

 
by bonjinan | 2013-03-20 09:19 | 旅、散歩

脳卒中の発症確率

独法)国立がん研究センターから19日、むこう10年間における脳卒中の発症確率を予測する計算式が発表された。①年齢、②性別、③喫煙、④肥満度(BMI指数)、⑤糖尿病、⑥血圧(降圧薬内服ありなし含む)のリスク因子それぞれの表から点数を当てはめ合計点から発症確率を算出する。
配点表をみると、喫煙、血圧の影響が大きいことも分かる。
詳細:国立がん研究センターホームページ
参考:2012.5.13ブログ記事”ACT-FAST”2012.5.6ブログ記事”BMI指数”
by bonjinan | 2013-03-20 09:02 | 健康

標本木の桜@靖国神社

  今年、東京での桜の開花日は、暖かい日が続き、平年より10日早い16日でした。
  写真は東京の開花日が判断される靖国神社境内の基準木。開花から3日目の様子です。
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  気象庁の定義によると、基準木の桜が5~6輪咲いた状態が開花、8割以上開いた場合が満開。
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  枝によっても違うのですが3~4分咲きといったところ。
  開花から満開まで概ね1週間と言われる。今年もたっぷり楽しみたい。
by bonjinan | 2013-03-19 16:01 | 旅、散歩

キプロス、銀行預金者に課税

キプロス政府はユーロ圏とIMFから100億ユーロの金融支援を受けることで合意した。また金融支援の一環として、キプロス国内の銀行預金者から税金を徴収する(1回のみ)という。現在予定されている課税額は、10万ユーロ超の預金に対しては9.9%、それ以下では6.75%とされる。金融危機回避策としてはかつてない強引なやり方。またEUを維持するためにはここまでやるのかが率直なところ。わが国においても成長戦略が進まず財政出動だけが続くとこんな時代がくるのかも知れない。3/18午前の外為市場は、ユーロに対しては2.5円強円高の122.5円。株価も反落している。
補足
正式にはキプロス共和国。ギリシャ系単一民族国家。人口:約86万人、GDP:約170億ユーロ。
産業は観光と金融。金融についてはかつてタックスヘイブンの時代があったこともありオフショアの金融機関として利用されていたようだ。ロシア人富裕層の預金が多いとされる。同国の銀行預金はGDPの8倍に膨らんでいたがギリシャ危機以降、大きな損出を出していたと言われる。
参考:WSJ記事
追加2013.3.25
キプロスへの金融支援は、二大銀行を再編し二位のライキ銀行を解体、10万ユーロ超の預金の一部を強制的に徴収するとの内容で合意したようだ。税逃れの資金で肥大化した銀行経営への懲罰的決定でもあった。合意したとはいえ強制的徴収となるとまだ問題は残りそうだ。
by bonjinan | 2013-03-18 10:31 | 政治・経済

木蓮、辛夷、連翹@新宿御苑

  東急東横線沿線からとても行き易くなった新宿御苑(新宿三丁目下車)を歩いてきました。
  枝垂れ桜、モクレン、コブシ、レンギョウ、ユキヤナギなど今が見ごろ。
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   枝垂桜:都心では平年より10日早く桜(ソメイヨシノ)が開花したようですが、新宿御苑で
   はまだ蕾。御苑ではこの枝垂桜や高遠小彼岸桜が見ごろ。
   足元の花はスイセン”ペーパーホワイト”もとてもきれいでした。@中の池、下の池付近。
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   ハクモクレン:新宿門近く。花数が多くとても華やか。
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   シデコブシ:@日本庭園。写真後方にもハクモクレンの大木あり。
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   レンギョウ:@新宿門付近。
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   キブシ@新宿門付近。ほか黄色い花ではサンシュユもみごろ。
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   ユキヤナギ:@新宿門付近。まさに雪が降ったよう。
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   ジャノメエリカ:@管理事務所付近。黒い部分が蛇の目に似ているとか。
   ピンク系では桜、辛夷のほか玄海躑躅(ゲンカイツツジ)も見ごろでした。

  参考:ソメイヨシノが満開の頃(2012.4.8ヤエザクラの満開の頃(2011.4.26)
by bonjinan | 2013-03-16 17:47 | 旅、散歩

TPP交渉

安倍首相が15日、TPPへの交渉参加を表明した。吾々の仲間では約7割の人が参加すべきだが、分からないことが多く条件付きでの賛成であった。条件付きとならざるをえないのは、一口には国益に叶うかどうか判断できないからであり、ブレークダウンすると、農業への影響、次には社会制度への影響、および東アジアの安定化との関連が見通せないことによった。一方、反対する人もこうしたことへの疑念からであった。情報不足による国民的合意プロセス不足、参加するとしても既に合意された合意事項をそのまま受け入れざるをえない不条理、出遅れ感を否定できないのだが、決めた以上プラスに転ずることを真剣に考え取り組むしかない。大事なことは、わが国が少なくとも参加国並みに経済成長することである。そのためにはお互いに納得できる分業体制を構築することであり(今のままでは自由貿易の名のもとに競争が激化しかえって衝突が多くなるかも知れない)、また何よりも政治の安定と信頼が必要になってくる(現状、米国指導のルールづくりが進んでいるように見える。また交渉事におけるgive & takeのtakeの部分は宣伝されてもgiveの部分についての情報開示が遅れることへの不信があるのだが・・・)。
参考:2013.1.13ブログ記事2012.11.11ブログ記事

追加:2013.3.25
日本とEUのEPA交渉開始と発表された。RCEP、日・中・韓FTA、TPPの延長上とされるFTAAPと併せ注目したい。関連ブログ:2012.7.1”地域統合”

補足2013.9.20日経
TPP交渉で、交渉に不参加の中国の影響力が高まっているという。
マレーシアでは中国を刺激するとして、TPP反対論が台頭している。また中国への配慮から国有企業改革への懸念を示している。ベトナムは中国との領有権紛争をにらみ、推進派は中国への牽制になるとする一方、反対派は中国との関係から国有企業改革、知的財産権や環境、労働への対応から懸念を示している。
中国の周辺国への影響力行使が陰に陽にみられるという。

追加2013.11.16
TPPについては交渉の中身が公表されていないことから分からないことが多く、またこれを理解するための良い本が無かった。最近、ジェフリー・J・ショットほか『米国の研究者が書いたTPPがよくわかる本』日本経済新聞出版社(2013.10)を読んでみた。TPPを賛成か反対かではなく中立的に理解する上で良書である。日本が交渉に正式参加する前に書かれた本とのことであるが、今読んでも新鮮である。

追加2013.11.27
日中韓の自由貿易協定(FTA)の3回目の交渉会合が26日、東京都内で始まった。関税の撤廃・削減をどう進めるかが最大の焦点。ただ中国と韓国が日本だけに市場を開かない「日本外し」の懸念もでている。(11.27日経朝刊”ダイジェスト”より)
穿った見方かもしれないが、日本から中韓に中間財を輸出し中韓から完成品を輸出する構造を変えたい、言い方を変えれば技術+現地生産が原則との意思が根底にあるのではないだろうか。もしそうだとするならば日中韓の貿易交渉は上手く行かない可能性がある。政治と経済が分離できなくなっているとの危惧を抱く。東北アジア、広くアジアの自律的経済成長をどう図るかが根底になければこの地域の安定した発展はないと思うのだが・・・。

追加2013.11.30日経(韓国、TPP協議入り表明)
「韓国政府は29日、TPPの交渉参加に向け関係国と協議に入る方針を表明した。韓国は2国間のFTAを重視してきたが、輸出市場で競合する日本の参加を踏まえ戦略を転換する」。日本もそうだが輸出増だけを目指した参加だとすればそうならなかった場合の自国内への影響、関係国への影響も大きい。アジア太平洋地域の共存共栄をどう図っていくかの議論も聞きたいものだ。

追加2014.2.22(日米差埋まらず)
TPP交渉の閣僚会合が22日、シンガポールで開幕した。交渉のカギを握る日米は、甘利経済財政相と米通商代表部フロマン代表が会談、難航する関税の扱いを巡って協議した。日本にとっての農産物5項目の関税をいつまで守れるのか、米国は日本車への関税をいつ無くすのか、双方の立場は埋まらなかったと報じられている(日経電子版)。25日の閣僚会議で突然、決着するとは思われず、どうも決着できないまま漂流しそうだ。輸出を伸ばしたい米国、そのためのTPP参加であったことを考えれば当然であろう。一方、わが国は中国包囲網形成といった政治目的が頭にあり、経済効果については漠然とした試算に留まっていたように思う。日本の交渉参加から今日まで日米の相互理解がほとんど深まっていないような気がする。気になる点だ。

追加2014.2.25(合意見送り)
日米など12か国が参加するTPP交渉の閣僚会議は25日午後に発表する共同声明で、大枠合意を明記せず、決着を先送りする方向となった。米国が考える日本、日本が考える米国には違いがあるということが鮮明になってきたようにみえる。ところで国際協定の締結に議会承認が必要なことは米国でも同じだが、交渉段階で大統領は議会から貿易促進権限(TPA)を取得するのが慣例だという。現状、オバマ大統領はこのTPAなしで交渉に臨んでいるようだ。そういう意味ではオバマ大統領は安易な政治決着はできないことになる。これは手続き上の話だとしても、11月の中間選挙を前にして、日本などから目に見えた妥協を引き出さない限り交渉は動かないのかも知れない。

2014.4.7(日豪EPA)
日本とオーストラリア両国政府は7日、経済連携協定(EPA)交渉で大筋合意をみた。交渉の要となった豪州産牛肉について段階的に関税を引き下げる(現行38.5%→加工用冷凍牛肉18年目に19.5%、但し輸入が19.5万トンを超えると現行関税に、国産牛肉と競合する冷蔵牛肉は15年目に23.5%に、但し13万トンを超えると現行関税に)こと、日本製自動車については中小型車は関税をなくし、大型車は3年ほどかけて無くす方向での決着。(以上、日経) 現実的決着のように思える。TPP交渉にどう影響するのか。

2014.4.23(日米TPP交渉)
23日夕方、米オバマ大統領が来日した。TPP交渉はかなり難航している模様。

2015.8.1(ハワイ閣僚会議)
ハワイ州のホテルで行われていた日米など12か国の閣僚会合は31日、合意を見送って閉幕した。
衣料品に関する知財ルールや乳製品の貿易で対立し、各国の利害を調整できなかた。(日経)
合意に至らなかった理由は某国がTPPに参加することによって得るものが少ないと主張したためと言われている。わが国においては農産物で不利とはなっても工業製品で有利で全体としては国益にかなうと見られているからだが、円安でも輸出が伸びない現状をみると、冷静にみてそうなのか?本当のところは分からない。参考:2013.1.13ブログ記事

2015.10.5 TPP交渉大筋合意
米アトランタで開催の交渉で大筋合意したようだ。
TPP(12か国、8.1億人)は世界の名目GDPの36.3%、3100兆円の自由貿易圏ができることになる。
ちなみにNAFTA(3か国)26.5%、EU(28か国)23.9%。(日経)
ただ巨大な自由貿易圏ができるとはいえ各国にとって自動的に自由貿易→発展という図式にはならない。
加盟各国でWin-Winの関係が認識できなければむしろ国家間の通商問題の方が大きくなる。自由貿易礼賛論は19世紀におけるリカードの比較優位論、リカードの論に生産要素として労働に資本を加えた20世紀初頭のヘクシャー・オリーンモデルなどあり今でも根拠として挙げられる。しかしこれには重大な欠陥が含まれている。国内産業間、あるいは同業種企業間で簡単には労働を移動させられないからだ。さらに各国間の貿易インバランスが拡大するようだと政治的衝突にも結び付く。自由貿易圏を広げようがそうでなかろうが各国の雇用と所得向上に結び付かなければ上手く行かないということだ。このことはEUではっきりしてきている。TPPイコール成長戦略とはならない。国、企業には冷静に分析し動いて貰いたい。

2015.10.8 クリントン氏TPP反対を表明
米次期大統領の有力候補クリントン氏がTPP反対を表明した。
出典:ロイター
by bonjinan | 2013-03-15 21:30 | 政治・経済