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梅の花@六義園 sanpo

   春日和の六義園を訪ねた。梅の花が静かに咲いている。
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   六義園は和歌の庭とも呼ばれる。歌心あればなと思う。
   「君ならで 誰にか見せむ 梅の花 色をも香をも 知る人ぞ知る」
    紀友則(古今和歌集)
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   枝振りも良し。
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   築山の藤代峠から眺める梅の花。眼下に渡月橋が望める。

   参考:六義園ホームページ      



 
by bonjinan | 2013-02-24 09:00 | 旅、散歩

琳派の魅力@山種美術館

近年、世の中がますます複雑になってきていることの反動だろうか、琳派ブームが訪れているようだ。先日、山種美術館(広尾)で開催されている“琳派から日本画へ”に行った。琳派の造形に影響を与えた料紙装飾の平安古筆、江戸期の琳派作品、近代の日本画を通して、琳派を改めて見直そうと意図した企画展であった。琳派と言えば、宗達(桃山時代~江戸初期)、光琳(1658-1716)、抱一(1761-1828)となるのだが、活躍した時代はそれぞれ約100年の間隔がある。狩野派とは違って弟子は持たなかったようで、光琳は宗達に、抱一は光琳に私淑して画風を学んだという。光琳も抱一も恵まれた環境にあったせいか絵には気負いがない。一般的に琳派は「装飾性」「叙情性」で形容されるが、むしろおしつけがましさのない「自由性」こそ特徴なのではないだろうか。宗達は、≪風神雷神図屏風≫で有名だが、展示されている本阿弥光悦(書)との共作≪鹿下絵新古今集和歌巻断簡≫をみると、宗達の下絵が光悦の書をいっそう引き立て、光悦の流麗な書がまた下絵を生き生きとさせている。出過ぎず引けず見事なコラボレーションだ。光琳は、≪燕子花図屏風≫、≪紅白梅図屏風≫などで有名だが、展示されている≪四季草花図巻≫をみると、ひとかたならぬ観察とデッサンによる美の追求が窺い知れる。酒井抱一≪秋草鶉図≫では、鶉(うずら)と戯れているような錯覚すら覚える。デザイン性あふれる黒ずんだ半月が精緻に描かれた草花、鶉をより生き生きとさせているから不思議だ。なにものにも拘束されない自由な精神が創造性を高め黒ずんだ月を描かせているのだろう。改めて琳派の魅力を感じとれる展示会であった。
参考:山種美術館ホームページ
by bonjinan | 2013-02-23 18:15 | 文化・歴史

山形から桜のたより sanpo

   雪国山形から桜のたより。
   東京巣鴨、地蔵通り商店街の入り口に飾られていた「啓翁桜(けいおうざくら)」です。
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   温室で過湿し蕾を膨らませ、花が開く直前に出荷されるとのこと。
   フラワーアレンジなどで喜ばれているという。
   参考:JA全農山形ホームページ
by bonjinan | 2013-02-23 12:57 | 旅、散歩

無花粉スギ

花粉症の季節。今日21日、富山県が開発した無花粉スギ「立山森の輝き」が日比谷公園に記念植樹されたとのこと。無花粉スギが注目されたのは、1992年、富山県の神社にある杉から全く花粉がでないことが観測されてから。これで一件落着ではなく、問題になったのは増殖のし方。挿し木をすればよいが増殖数には限度がある。次に試みられたのが交配して種から育てること。しかしここでも難問。無花粉スギかどうかは10数年もかけて育ててみなければ判別できない。これを解決したのがイネの研究から発見されたジベレリンという成長を促す物質だったようだ。散布したところ僅か2年で判別できるまでに成長することがわかり量産化につながったのだという。世のため人のため、根気よく開発した研究者に感謝しつつ、林業の発展と併せ早く広く普及していくことを願う。
参考:田中修『植物はすごい』中公新書(2012.12版8)
富山県森林研究所ホームページ「立山森の輝きについて」
by bonjinan | 2013-02-21 19:45 | 生活

アラブ革命のゆくえ

2010年末にチュニジアでおきた民主化運動に端を発して、チュニジア、リビア、エジプトで独裁政権が崩壊し、アラブ諸国では「アラブ革命」、欧米では「アラブの春」と呼んだ。しかしその後の選挙で、エジプトではイスラーム主義政党が与党となったことでこれまた欧米で「イスラームの春」と呼ぶようになった。しかしイスラーム主義政党が政権を握ったとはいえ混乱が落ち着いたわけでもない。民主化をめぐる混乱はチュニジアでも再発している。アラブの人びとの考える民主主義はどのようなものなのだろうか。またどう考えたらよいのだろうか。臼杵陽『世界史の中のパレスチナ問題』講談社現代新書(2013.1)を読んでみた。臼杵は著書の中で著名な学者の意見を紹介している。イギリスの歴史学者・エリック・ホブズボームは「今回のアラブ革命をヨーロッパにおける1848年革命に例え、革命を成し遂げた若者たちも自分たちの国に待ち構えている命運に強い不安を覚えていた。・・・あたかも失敗してしまったかにみえるが長期的にみれば成功したともいえる」。東大名誉教授・板垣雄三氏「新市民革命とも呼ぶべき、夜明けの虹のような、本格的な変化の前触なのです」。ジョン・オーウェン・ヴァージニア大学教授「19世紀のヨーロッパの自由主義と今日のアラブ世界のイスラーム主義は、ある世代の活動家により掘り進められ、その次の世代によって時として静かに開放し続けられてきた水路のようなものである。ヨーロッパであれ、中東であれ、革命の嵐が到来したとき、水はその水路を見出す。イスラーム主義が成功しているのは、それが今日のアラブの人びとの不満が流れ込む、もっとも深くて幅広い水路であるからである」。どうやらアラブの人びとが考える民主主義は、欧米人の考えるような国民主権を前提とした民主主義ではなく、神の主権を前提としての自由裁量範囲である世俗法や慣習法などをどう民主的に運営していくのか、いわばイスラーム的規律をもったイスラーム的民主主義をどう構築するのか汎イスラーム主義とも絡んだ新しい秩序を求めているのかも知れない。西欧諸国は国民国家の成立を経て欧州連合から欧州合衆国のようなものを模索しているが、アラブ諸国はうまく国民国家を形成しえなかった分、それをジャンプして新たな共同体を理想として動いているのかも知れない。その困難さゆえに、アラブの春はゆっくりゆっくり進んでいるとみるべきだろう。世界の平和、アジアの平和を考える上でもウォッチしていかなければならない出来事とも思える。
(注)1848年革命:ヨーロッパ各地で起こった革命で、2月にフランスで勃発した2月革命、翌月3月にはヨーロッパ各地に伝搬した。1948年の春に起こったことから「諸国民の春」と総称される。ナポレオン亡き後に構築されたウィーン体制を事実上崩壊させるものであった。
関連ブログ:2012.11.19”アラブの春、イスラムの春”

2015.5.18 中東の液状化現象
中東地域が液状化してきたと言われる。若者が民主化を求めたアラブの春以降、その政治的空白をぬってISIS、ISIL、IS(イスラーム国)が出現し、シーア派国民が約65%を占めるイラクが国家分裂を招きかねない事態となってきた。ISはザルカーウィーの指揮した組織が前進とされるが、ここに旧サダム・フセイン政権のスンナ派官僚・軍指導部の一部が協力しタクフィール主義(不信仰者と断定した相手を排除)を柱としたカリフ制国家(ムハンマドの没後、政治、宗教の両面で最高指導者とされる称号、バグダーディーがカリフと名乗っている。イスラーム諸国にカリフは長い間、存在しなかったが、イスラーム教徒の間では誰がカリフにふさわしいかは別としてその存在を否定する者はいないとされる)の形態をとっている。なぜここまで急速に成長してきたのだろうか。イラン革命(1979年)によてシーア派が多数を占めるイランにイラン型イスラーム共和制が樹立されたことが遠縁となり、現イラクにスンニ派を排除した共和制が敷かれていることへの不満が、これとは異なる体制確立を模索する動きを加速させたのだと言う。王政を採る湾岸諸国とイランの対立、米国のイランへの接近、サウジの不満などが加わり、中東はますます流動化しつつある。
参考:池内恵『イスラーム国の衝撃』文春新書など

2015.11.16 パリ同時多発テロ
13日夜、パリで起きた同時テロについて、フランス当局はパリ郊外を含む6か所でのテロ事件について「テロリストは3つのチームに分かれて連携して行動したとみられる」と述べた。(日経)
by bonjinan | 2013-02-20 09:29 | 文化・歴史

花の開花、紅葉時期

四季の移り変わりを教えてくれる花の開花時期、紅葉の時期を書き出してみました。
東京の平年値(1981~2010年の30年間の平均値)です。
【開花】
ウメ:1月26日、サクラ:3月26日(満開4月3日)、ヤマツツジ:4月21日、アジサイ:6月7日、サルスベリ:7月16日、ヤマハギ:8月26日、ツバキ:2月9日
なおサクラの開花日は全国的にはソメイヨシノの開花日ですが、沖縄ではヒカンザクラ(1月18日)、北海道ではエゾヤマザクラ(5月3日)の開花日を指す。また開花とは標本木の花が数輪以上咲いた日、満開とは花が80%以上咲いた日と定義されている。東京の標本木は靖国神社境内の特定の桜の木。
参考:2013.3.19ブログ(靖国神社の標本木)
【紅葉、黄葉】
イチョウ:11月20日、カエデ:11月27日
【年によるバラツキ】
桜の開花日は平年値に対して約±5日、カエデの紅葉日は約±3日くらいの幅がありそうだ。
なお温暖化の影響で、桜の開花は50年あたり4.8日早まり、カエデの紅葉は16.1日遅くなっている。
以上、東京新聞(2月17日)より抜粋。
参考:気象庁ホームページ「桜の開花予想方法など」
参考:ウエッザーニュース社によると、今年は平年よりやや早めの3月25日(満開、4月2日@上野公園)と予想しているとのこと。
参考:2012.11.29ブログ(紅葉の色づき方)
by bonjinan | 2013-02-18 15:47 | 季節の花

梅の花 sanpo

  「春されば まづ咲くやどの 梅の花 ひとり見つつや 春日暮らさむ」 山上憶良
   天気の良い日に静かに眺めるのもまた良し。
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by bonjinan | 2013-02-17 13:32 | 旅、散歩

ロシアに隕石が飛来し爆発

ロシア・ウラル地方に15日、隕石が飛来して上空で爆発。
衝撃波で家屋に多くの被害をもたらすとともに約1000人がけがをした。
ロシア科学アカデミーは「数メートルの大きさで、重さ約10トン、秒速15~20キロで大気圏に突入した」と
推定している。数十メートル程度の大きさの隕石を事前に観測することは困難だというからこの程度の大
きの隕石は突然飛来することになる。なお地球に近づいていた直径45メートルの小惑星(2012DA14)は
日本時間16日未明、地球に最接近し高度2万7000キロ(静止衛星は3万5786キロ)のインド洋上空を
秒速7.8キロで無事通過したという。
参考映像:CNN news
追加-1
NASAの解析によると、ロシアに飛来した小惑星は直径がおよそ17m、重さがおよそ1万t、上空20Km前後
で爆発したとみられるとのこと。爆発の威力は広島型原爆の30倍以上、約500Ktに相当するという。
※広島に投下された原爆は上空580mで炸裂した。規模はTNT換算で15tと言われている。
地上で受けたエネルギーを広島の場合と比較すると広島の約1/1000となる。 
追加-2
衝撃波は隕石前の空気がどんどん圧縮され空気の温度が上昇(断熱圧縮)するとともに、隕石自身も
押しつぶされ爆発し発生したとされる。千気圧ほどに圧縮され数万度に達したと言われる。
爆発がなくても衝撃波は発生する。メカニズムについてもう少しく詳しく知りたいところだ。
追加-3
小惑星(2012DA12)は秒速7.8Kmで通過したと報道されている。
第一宇宙速度は7.9Km、第二宇宙速度は11.2Km。7.8Kmで地球の重力圏を脱出できるのだろうか?
7.8Kmは相対速度だからとなるのだろうけれど。
by bonjinan | 2013-02-16 09:12 | できごと

デフレの真の原因

デフレとは物価が継続的に下がり、貨幣価値が上がっていく状態を指す。失われた20年をみるとまさに定義通りだ。いろいろ分析されているが平成22年版『経済財政白書』内閣府を改めて読み直しながら長引くデフレの真の原因を考えてみた。先ずわが国のデフレの実体から。90年以降、GDPギャップのマイナスが続いたのはOECD諸国では日本だけだった。通常であれば景気循環のなかで平準化し解消されるはずだが日本だけがマクロ的な需要不足ないし供給過剰の状態が続いてた。まず内需からの点検。はっきりしているのは、この間、賃金(1人当りの雇用者報酬)が円安に振れ比較的好況であったリーマンショック前の数年を通しても下落していることだ。賃金が減るから消費が減る。当たり前のことが続いていただけのことだ。ではなぜ賃金が減り続けたのか。この間の労働分配率をみると概ね企業の経常利益に連動していたから、労働分配率の問題ではなく、企業全体として付加価値率を下落させながら事業していたことになる。企業は新たな価値を創造ができないままひたすらコストカットに専念していた、消費者は賃金の下落に合わせ海外の格安品に切り替えていったという姿が浮かびあがる。次に外需についての点検。白書は、わが国のGDP成長率に占める輸出の寄与率がOECD諸国中もっとも高く、むしろ外需がけん引していること、仕向け先が先進国からアジア向け輸出へシフトしていることを踏まえ、OECD諸国を対象にして、GDP成長率に占める輸出の寄与率と物価上昇率、賃金上昇率の関係を調べている。その結果、「輸出寄与率が高い国ほど物価や賃金上昇率が低い傾向、かつ賃金水準の低い新興国との競争が物価や賃金上昇率を抑制している可能性」と指摘している。これも輸出の主力をなしていた電機産業をみれば、完成品製造から部品材料供給へ、その半導体、パネル生産まで激減している状況をみれば納得できる。以上をまとめると、GDP成長率への影響の大きい輸出分野で、付加価値率が継続的に下落することへの対応として、賃下げによる対応で凌ごうとしたことが産業構造の転換を遅らせデフレを長引かせたのだということになる。こう述べると、必ずそれは円高進展こそが原因だと述べる人がいる。だが基軸通貨のドル安は長期的トレンドであったし、それよりも何よりも為替レートは長期的に操作できないのだ。結局、1990年以前の成長期にみられた大量生産と薄利多売による成長願望を立ち切れないところに問題があるのだ。残念ながら今となってはこの分野で新興国の資本力、技術力を凌ぐことができなくなってしまっている。少々円安に振れても、競争力を回復させるためには値引きせざるをえなくなるから、結果として増収増益の効果はあっても少ない。貿易赤字を縮減することにも繋がらない。本来、10年前から真剣に取り組まねばならなかったのだが、付加価値アップ、賃金アップを優先課題にして、産業構造を変えていくしかないのだ。振り返ってみるとリーマンショック前の円安が構造改革を遅らせてしまったのだとも言える。今回の円安も体質転換をまた遅らせるのではと危惧している。今でも本質的には薄利多売型商品であるにも関わらずアドオン的付加価値をまだ追求している企業が多数ある。気持ちは良く分かるが問題を先送りしているに過ぎない。腰を据えて世のため人のための原点から見直して欲しい。
by bonjinan | 2013-02-14 20:07 | 政治・経済

北朝鮮、3回目の核実験

北朝鮮は今日、午前11時57分頃、3回目の地下核実験を行った。
東アジアの緊張を一層高めるもの。
世界各国の知恵をもって核廃棄、政策転換を促して欲しい。
参考:読売オンライン
by bonjinan | 2013-02-12 18:30 | 政治・経済