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紅葉@妙高高原 sanpo

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   妙高山(標高2454m)の麓、妙高温泉「いもり池」(標高約550m)付近。
   この辺りは紅葉が始まったばかりですが、妙高山頂に向かって紅葉が深くなり、
   山頂には冠雪が。
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   妙高山麓、燕温泉付近(標高約1100m)の紅葉。今が紅葉の真っ盛り。

   参考:新潟県妙高市観光協会ホームページ
by bonjinan | 2012-10-31 14:32 | 旅、散歩

聞き手責任

金田一真澄『身近なレトリックの世界を探る』慶応教養研究センター(2011.5)を読んだ。
この中に、池上嘉彦『「日本語論」への招待』講談社(2000)からの引用として面白い話が紹介されていた。「アメリカの日本語学者ハインズが、談話の際の話し手と聞き手の振る舞い方について、<話し手責任>と<聞き手責任>という区別を立てている。話し手の方に主な責任があるとするのが<話し手責任>、聞き手の方に主な責任があるとするのが、<聞き手責任>ということで、どちらに多く傾くかという観点から、言語社会を類型的に分けることができるというのである。この分類では、例えば英語は<話し手責任>、日本語は<聞き手責任>が優越するとされる。」また「「以心伝心」、「言わぬが花」の言葉があるように、全部を言う事はかえって失礼であり、ヤボである文化があり、また一方で、あとは察して欲しいという日本人的甘えもある」とある。確かにそうだ。言語学では、これを「黙説法」というのだそうで、究極の黙説法を用いた芸術形式が俳句だという。具体的シーンで点検してみたい。ビジネス界では、間違った解釈、理解は大きなトラブルのもとになるので、確認することは決して失礼でもない。中には、自分でも何を言いたいのかハッキリしていないにも拘わらず、しゃべる人がいる。聞き手の確認によってようやく言いたかったことスッキリしたなんていう人も結構いる。政治の世界ではこの黙説法が大流行している。最近の例では、野田首相の「それ以上でも以下でもない」。ご本人は得意になって使うのだが、これでは誰にも分からないから、あーでもない、こーでもないと解釈をめぐって時間を潰す。数学で考えれば以上でも以下でもなければ何も無いである。そうであるならば「今は何も考えていない」の方がすっきりする。野田首相に限らず日本ではどちらにもとれる発言をすることが老練な政治家と捉えられており、都合の悪い方にとられると言葉が足りなかったと逃げるのである。政治家は言葉を弄ぶ職業ではないはずだ。ということで、政治家の発言、公約は注意して聞けよということだ。

※ジョン・ハインズ(John Hinds , 1943-94)
ここでは話し手責任、聞き手責任としているが、書き手責任(writer-responsible language)、読み手責任(reader-responsible language)と言ってもまったく同じことである。
by bonjinan | 2012-10-29 15:38 | 読書

秋の花、フジバカマ

   秋の七草の一つ藤袴(フジバカマ)。
   あまり見かけませんが、野趣に富む花です。
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   フジバカマ@日比谷公園:中国原産で奈良時代に渡来。個体数が減っているという。
   半乾きにすると桜餅の葉に似た香りがするという。
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   マルバフジバカマ(丸葉藤袴)@川崎市緑化センター:北米原産で19世紀頃帰化。
by bonjinan | 2012-10-25 12:36 | 季節の花

アラブの冬、イスラムの春

われわれ日本人にとって中東は、石油入手で欠くことのできない地域であるが、よく理解しているかとなるとむしろほとんど分かっていない地域だ。チュニジアにおける民主化要求による独裁政権の崩壊(ジャスミン革命)とこれに続く、中東、北アフリカ地域各国での民主化運動を欧米では「アラブの春」と呼んだ。しかしその後の動きをみると、エジプトでは政権交代したものの、その後の選挙でイスラム政党が躍進し、シリアでは内戦状態が続いており終息の見通しすらない。欧米が考えるような民主化の流れではなかったことから「アラブの冬」とも「イスラムの春」とも言われるようになった。イスラム教は他宗教に比べより日々の生活と密着し生活の規範にもなっている宗教だ。欧米流の政教を分離して民主化を論ずることなどできないのかも知れない。ただこの地域に変化が起こっていることだけは確かだ。フランスの人口学者、エマニュエル・トッドは「識字率の上昇と出生率の下降を根拠に、着実に進むイスラム圏の近代化を予言」しているが、果してどのようなかたちで近代化していくのだろうか。中東を勉強しだしたので今後、一定のイメージが固まってきた段階で、このブログでも書き留めてたいと思っている。アラブの春を称してアラブの砂嵐と言う人もいるようだ(北アフリカでは春に砂嵐が吹き荒れ先が見えなくなる)。今の私にとってはまさにこの程度の理解で納得するしかない。
関連ブログ:2013.2.20「アラブ革命のゆくえ」
by bonjinan | 2012-10-19 11:36 | 文化・歴史

円のゆくえ

片岡剛士『円のゆくえを問いなおす-実証的・歴史的にみた日本経済』ちくま新書(2012.7)を読んでみた。為替レートを決定すると言われている購買力平価説、金利平価説、経済政策に関するマンデル・フレミング効果、量的緩和策の効果とされるポートフォリオ・リバランス効果など基礎的理論を解説しながら論を進めていることで理路整然としており、また図表が多いことで理解し易い。著者は交易条件を上回る実質実効為替レートが「過度な円高」とし、この過度な円高をどう解消するかについて論じている。結論として、過去そして現在の金融政策としての量的緩和策は額も少なければ、買い付けの多くは短期国債、残存期間1年未満の長期国債であったことから、ポートフォリオ・リバランス効果が発揮しなかったのだと説く。本書を読むことで量的緩和策の徹底による効果を期待をしたくなるのだが、欧州危機が冷めやらず新興国、そしてわが国にもその影響が及んでいるいる現状、各国が公定歩合を下げ金融緩和している状況下ではその効果は疑問だ。95年頃より趨勢的に低下している交易条件は、円高による価格競争力の低下の段階から製品技術力そのものの低下の段階に移ってきていることを厳粛に認め、その改善(付加価値の向上、生産性の向上)をもっと真剣に議論すべきである。本書に限らず具体的策については個別企業の問題としてほとんど議論されないのが残念だ。
用語:ポートフォリオリバランス効果
金融緩和→日銀当座預金残高増→効果的な運用先を追求→投資増→景気回復
難しい用語を使っているが、銀行の国債買から銀行本来の融資、投資に動くこと。
用語:マンデル・フレミング・モデル
公共事業増→国債発行→国債価格下落(金利上昇)→円買い→円高→輸出競争力低下
金融緩和→通貨価値下落→円安→輸出競争力向上。
両者を比較し、外国との取引が大きい国では金融緩和が効果するとの説。
by bonjinan | 2012-10-17 20:00 | 読書

西行の名歌より

先日、慶応文学部・寺沢先生の公開講座「西行の足跡とおくのほそ道」を拝聴した。
先生の歌を読むような名調子の講義に酔いしれた。
以下、西行(1118-1190)の名歌、メモ
「年たけてまた超ゆべしと思ひきや 命なりけり小夜の中山」
「風になびく富士の煙の空に消えて 行方も知らぬわが思ひかな」
「願はくは花のしたにて春死なむ そのきさらぎの望月のころ」 
 文治6年2月16日(1190年3月31日)永眠。釈迦入滅は2月15日。願い通りの死であった。
世を捨て、通常の社会生活を断念ないし放棄した人間が、かえって同時代や後代に、大きな影響を与えたことは、歴史上の一種のパラドックスといえる。和歌史上のみならず、思想史や文化史の上でも、稀有の存在。
「西行の和歌における、宗祇の連歌における、雪舟の絵における、利休が茶における、その貫通する ものは一なり」(芭蕉・笈の小文)
無常の自覚。無常とは、すべてが消滅・変化して定まらないこと。芭蕉にとって、西行は、その文学に傾倒する対象であっただけでなく、人生の師でもあった。芭蕉が文学や人間を真摯に語る場面ではしばしば西行が登場する。日本人の精神を語る場合、無常感なくしては語れない。なぜかくも引付けるのだろうか?  ・・・・・
by bonjinan | 2012-10-15 19:00 | 文化・歴史

ナイトサファリ in シンガポール

   シンガポール観光では外せなくなっているナイトサファリに入場した。
   夜間のみに開園(日没後から真夜中零時)する動物園だ。
   およそ1000頭の夜行性動物が生息するという。
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   夕方のエントランス。明るいうちはこんな感じなのだが、夕暮れになると大賑わいに。
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   夕暮れのエントランス広場からみるアンコールウシ。
   夜の世界が楽しみになる。
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   神秘的な夜の動物園。もちろんフラッシュ撮影禁止。   
by bonjinan | 2012-10-14 20:03 | 旅、散歩

プルメリア@ラッフルズホテル

   シンガポールを代表するホテル、ラッフルズホテルに咲くプルメリア。
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   Raflles Hotel Singapore
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   プルメリア(Plumeria):キョウチクトウ科、プルメリアは属の総称   
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   緑豊かなホテル内
by bonjinan | 2012-10-13 18:58 | 旅、散歩

街の風景 in シンガポール

  シンガポールの中心、オーチャードロードの風景です。
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  オーチャード・ロード、スコッツ・ロード交差点の風景。
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  街路樹(アンサナ)の緑が街に安らぎと涼しさを与えてくれる。
  シンガポールではレインツリーとともによく見られる街路樹。
by bonjinan | 2012-10-13 16:37 | 旅、散歩

池上本門寺、お会式万灯練供養

   池上本門寺お会式(おえしき)、12日は万灯練供養の日。賑やかだった。
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   詳細:池上本門寺ホームページ
by bonjinan | 2012-10-12 22:43 | 旅、散歩