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空と宇宙展@上野 sanpo

東京上野・国立科学博物館で「空と宇宙展」が開催されています(~2011.2.6)。
1910年の日野、徳川両大尉によるわが国初の動力飛行に始まる航空機の歴史、
1950年のペンシル型ロケット(長さ23㎝、直径1.8㎝)発射実験に始まる国産
ロケットの歴史を知ることができます。特に、今年の6月に60億kmの宇宙飛行を終
え見事に帰還した小惑星探査機「はやぶさ」の実物大模型、金星に向かって飛行し
ている宇宙ヨット「IKAROS」の帆の予備など展示されています。
ニュース等で知るこうした探査機がどのようなものか知ることができます。
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「はやぶさ」の全体。丸い4個が有名になったイオンエンジンの噴射口。
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 小惑星「イトカワ」の地表サンプル採取用 ホーン。
 弾丸を落とし舞上がるサンプルを採取。カプセルは本体内。
 回収できたカプセルの模型も展示されています(撮影禁止)。
 岩石質の微粒子800個を確認しているようですが、回収後付着したものか
 どうかなど詳細解析中とのことです。
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 宇宙ヨット「IKAROS」の模型。4枚の帆が太陽の光を受けて進む。
 宇宙ヨットは世界初の試み。成功して欲しいものです。
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 IKAROSの帆。これが4枚広がり1辺14mの正方形の帆になる。
 シートは7.5μmととても薄い(髪の毛の太さは約100μm)。
 黒いパネルは太陽電池パネル。
 その他、これらの探査機を支える最先端素材なども展示されています。
 こうした技術を何とか活かして元気ある日本にしたいものです。

参考:国立科学博物館ホームページ 
by bonjinan | 2010-10-29 13:58 | 旅、散歩

今週の一冊、生涯最高の失敗

今週の一冊は、田中耕一『生涯最高の失敗』朝日新聞社(2003.9) です。
田中さんのノーベル化学賞受賞は2003年のことでしたからもう8年も前のことになりました。
今年も2人が受賞し思わず図書館の棚から手に取ったものです。
今また読んでみますと、田中さんの人柄とエンジニアの生態が生々しく伝わってきます。
管理的な仕事に移ることで昇格するより、現場で製品化の実務にたずさわっていたい。
こんなタイプのエンジニアがかつてはどの企業にも少なからずいた。
またこうした人たちが新しいビジネスを構想し黙々と努力していた。
しかし失われた10年、20年の間にこうした人たちはほとんどいなくなってしまった。
目先の成果を追いパフォーマンスで生き延びることが処世術のようになってしまった。
元々管理には不向きな人が管理者になり、そして悩みドラッカーの本など読んでいる。
何かが狂っている。急がば回れ、個人個人の能力を最大限発揮できる組織創りが元気
な日本にするのだが・・・。
by bonjinan | 2010-10-25 12:10 | 読書

セレンディピティ

今年のノーベル化学賞を受賞した鈴木博士が研究する喜びを「セレンディピティ」という言葉を使って表現された。この言葉 serenndipity はイギリスの政治家・小説家であったホレス・ウォルボールが小説のなかで書いた造語のようだ。普段使わない単語なので一般の辞書にはないが誰も少なからず体感している。難問を解決しようとあれこれ試行錯誤するがなかなか解が得られない。そんなとき、仕事場を離れ、食事しながら、散歩しながらも頭の中であれこれ試行錯誤していると偶然にも解をえることがある。新たな世界が開けたという喜びの瞬間だ。Wikipedia などでは何かを発見する能力、幸運をつかみ取る能力のことと解説されているが正確ではない。能力という言葉を強調すると人によってはどうにもならないものとの語感を感じる。誰でも経験できることで、夢や難問を自分の力で解決しようと継続的な努力をしていればふとした偶然から得られる新たな展望と言った方が良いでしょう。そのためには問題解決すれば自己満足だろうが何だろうが人一倍喜びが得られそうだと思う対象でなければ執念も起こらない。近年、何かにつけ成果、効率追求が強まり夢物語のような対象には誰も手を出さなくなってしまった。そこが問題だ。
補足
外山滋比古『思考の整理学』ちくま文庫、セレンディピティより
「18世紀のイギリスに、「セイロンの三王子」という童話が流布していた。この三王子は、よくものをなくして、さがしものをするのだが、ねらうものはいっこうにさがし出さないのに、まったく予期していないものを掘り出す名人だった、というのである。この童話をもとにして、文人で政治家のホレス・ウォルポールという人が、セレンディピティという語を新しく造った。」なおこのエッセイには潜水艦の機関音を捉える超音波探知機をつくって実験しているうち、イルカの交信音を捉えていることが判明し、イルカの言葉の研究が一躍脚光を浴びることになった話題が出ている。
by bonjinan | 2010-10-20 12:21 | 文化・歴史

ハイデルベルク@ドイツ

  14世紀にドイツ最古のハイデルベルク大学が設立され、ゲーテやショパンなど
  多くの芸術家が訪れたことで知られるハイデルベルクの町を歩いた。
  ノスタルジックな風景が広がる。
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  ハイデルベルク城からみた町並み。
  ライン川の支流ネッカー川が流れカール・テオドール橋が見える。
  手前の塔は聖霊教会の鐘楼。
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  ハイデルベルク城:13世紀頃プファルツ選帝侯の居城として築かれたが、
  カトリックとプロテスタントの争った30年戦争などで破壊され荒廃してし
  まったという。
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  カール・テオドール橋からみたハイデルベルク城。
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  町の中心、聖霊教会、市庁舎に囲まれたマルクト広場。
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 18世紀初頭創業のホテル、リッター。古き良き時代を偲ばせる。
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  歴史を感じるカール・テオドール橋
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  カール・テオドール橋の橋門に飾られたオブジェ。サルが鏡をむけている。
  偽善者の姿を映す鏡である、触るとお金持ちになるなど諸説あるようだ。
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  対岸の山腹に設けられた元祖「哲学の道」。ゲーテなど、多くの詩人、哲学者
  が歩きながら思索に耽ったという。
by bonjinan | 2010-10-17 23:46 | 旅、散歩

今週の一冊、理科系冷遇社会

しばらく書き込んでいなかった今週の一冊です。
林幸秀『理科系冷遇社会』中公新書(2010.10)を採り上げたいと思います。
今年のノーベル賞では日本人2名が化学賞を受賞。嬉しいニュースでした。しかしそれと同時に理系分野の荒廃も指摘されるようにもなりました。本書は荒廃の原因を理系学部、大学院修了者を冷遇するような社会状況になっていることだと説く。冷遇とはいささか過激な表現のようにも思えるが多くの例証をみるとそう表現したくもなる深刻な状況になっていることが分かる。各分野において大きなテーマに果敢に挑戦することこそ活力ある社会を復活する道であることを再認識すべきだろう。産学連携も改めて見直す必要がある。
by bonjinan | 2010-10-17 09:24 | 読書

ローテンブルクを歩く

ドイツ・ロマンチック街道の観光都市ローテンブルクの街を漫ろ歩いた。
今も城壁が残り城壁のなかは今も中世の趣きを残す。
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          ガルゲン門から街のなかへ
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 今も残る城壁
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 石畳の道を歩いて白い塔へ
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          どの小道に入っても面白そうだ。写真奥は聖ヤコブ教会。
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 町の中心・マルクト広場。市がたち、人々の情報交換、憩いの場所となるのだろう。
 中世の町にはどこの町にもこうした広場があり、マルクト広場と名のつく広場は
 あちこちの町にある。写真正面は市議宴会館。
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 市議宴会館の仕掛時計・マイスタートルンク。ワインを一気に飲み干し占領軍
 から斬首をまぬがれたとの伝説を再現している。
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 切妻屋根の建物が並ぶ。
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 1年中クリスマス用品を販売しているおもちゃ屋さん。
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 ローデンブルクの名物シュネーバル(直訳で雪の玉の意)を食べながら休憩。
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 ブルク公園からみた城壁の西端・ブルク門。
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 ブルク公園からみたタウバー川沿いの町並み。ほんとに静かでした。
 ローデンブルクの町の正式名称は Rothenburug ob der Tauber なのだそう
 で訳すとタウバー川の上方にあるローテンブルク。ドイツらしい厳密な命名だ。
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 ブルクト公園の紅葉。曇天下の散歩でしたが、ラテンの国とは違った静かな
 雰囲気をたっぷり味わうことができました。

(参考)ロマンチック街道(ドイツ語:Romantische Straβe)とは
 ロマンチック街道とは、司教座都市ヴュルツブルクからノイシュヴァンシュタイン城の麓の街フュッセンに至る約400kmの観光街道のこと。名前の意味は、ロマンチック街道協会の公式サイトでは「国内外の旅行者が中世の町や夢の城ノノイシュヴァンシュタインを見て感じるもの、すなわち過去にに戻ったようかのような感覚と魅力を表現しています」と、1952年に出版されたガイドブックで表現された「失われた世界、特に中世世界を体験できるロマンチックな街道」の意を踏襲している。「ローマに通じる街道」の意味との説もあるが、確かに一部街道がそれと重複するとしても全てではなく、最近では、最初に書いた、古き良き時代を感じることのできるロマンチックな街道の意味と解釈されているようだ。 
by bonjinan | 2010-10-16 13:08 | 旅、散歩

世界遺産「ヴィース教会」@ドイツ

ドイツ・バイエルン州の牧草地のまっただ中に世界遺産「ヴィース教会」(教会の生い立ちから「ヴィース巡礼者教会」ともいう)がある。遠くからみると特に特徴のある教会とも思えないが、内部に入るやロココ様式で装飾された美しい空間に吸い込まれてしまう。ロココ様式は明るく華やかな装飾を特徴とするが、ここヴィース教会の装飾は華美を強調することなく、むしろそれを抑え、居心地良い空間となっている。権力者によって建造されたのではなく、巡礼者、民衆の浄財によって建てられたという建設経緯もあってのことなのだろう。
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          夕暮れのヴィース教会
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          ほのかにライトアップされた教会
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          残念ながら内部撮影禁

参考:ヴィース教会ホームページ
by bonjinan | 2010-10-15 11:13 | 旅、散歩

ノイシュヴァンシュタイン城観光

ドイツ・ロマンティック街道の南端ノイシュヴァンシュタイン城を観光した。
この城、第4代バイエルン国王ルートヴィヒ2世(1845-1886)が夢の実現の
ため17年の歳月と巨額の国費をつぎ込んで造ったもの。
新しい城だけあって外観も美しいがオペラの名場面を描いた壁画も美しい。
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 城の奥の渓谷に架かったマリエン橋からみたノイシュヴァンシュタイン城。
 城の先にはシュヴァンガウの町とフォルッゲン湖がみえる。
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 直近の城下からみた城。
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 入口から見た城。窓のアーチとつくりが美しい。
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 城の窓からみる麓のホーエンシュヴァンガウ城とその先アルプ湖。
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 ルートヴィヒ2世の父、マクシミリアン2世が夏の狩りの城としたホーエン
 シュヴァンガウ城。ルートヴィヒ2世はこの城で幼少時代を過ごすとともに
 ノイシュヴァンシュタイン城を建築中(1869年~)ここで過ごしたという。
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 麓のホーエンシュヴァンガウへ歩いて帰る途中にあったドイツの代表的
 焼き菓子のブレッツエル屋さん。

(補足)ルートヴィヒ2世(在位1864-1886年)、「狂王」の異名。
王太子時代、ゲルマン神話や中世騎士道に強く憧れ、楽劇の世界に酔いしれていた。
1863年、ミュンヘンでプロイセン王国首相ビスマルクと会見。ビスマルクは好意を寄せていた。
1864年、ワーグナーを宮廷に招聘、援助。1865年、家臣の反対でワーグナーを一時追放。
その後、執務を嫌うようになり、騎士道伝説を具現化すべくノイシュヴァンシュタイン城建設に。
by bonjinan | 2010-10-13 21:56 | 旅、散歩

チリの落盤事故の地下から先ず1人救出

落盤事故のあったチリサンホセ鉱山から先ほど先ず1人が救出された。
参考:USA TODAY LIVE
10/14、閉じ込められていた33人全員が救出され連続ライブ中継は終了しました。
by bonjinan | 2010-10-13 12:22 | 生活

リヒテンシュタインの首都ファドゥーツの風景

旅の途中、スイスとオーストラリアに挟まれたリヒテンシュタインの首都
ファドゥーツで途中下車。
ヨーロッパではヴァチカン、モナコ、サンマリノに次ぐ第4番目の小国ながら
(面積で小豆島位、人口約35千人)、一人当たりのGDPでは日本の約3倍と豊か
な国になっている。高度な印刷技術を活かした切手が有名ですが、義歯など
特徴のある分野で強く、税金の安さから金融関係の企業がヨーロッパから進出
してきているという。豊かな国の落ち着いた雰囲気が漂う。
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 ファドゥーツの中心街。山の上はファドゥーツ城。
 観光局でパスポートに入国記念のスタンプを押して貰った(3CHF/2EUR)。
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 ファドゥーツ城。元首ハンス・アダム2世がおられる時は旗が挙げられている
 のだそうです。今日は旗があがっているので居られるはず。
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 スイス、オーストリアに接しドイツからも近く観光客が多いという。
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 道路に張られた切手のシール。
by bonjinan | 2010-10-12 15:11 | 旅、散歩