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<   2010年 07月 ( 15 )   > この月の画像一覧

極地研「南極・北極科学館」見学

国立極地研究所「南極・北極科学館」(東京・立川市)がオープンした。
時節柄、コンパクトな科学館になっているが、南極がどのような世界でどんなこと
が分かってきているのか、知らない世界をのぞいてみた。

科学館
館内には歴史、昭和基地、大気・氷、オーロラ、岩石・隕石、生物などあり。
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氷床掘削用ボーリング
南極の氷は厚いところで4000mもある。ボーリングすることで数十万年にわたって
降り積もった雪の氷(氷床コア)に閉じ込められた空気を分析できる。
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氷床コアから分かる氷期・間氷期サイクル
サイクルは10万年毎に繰り返されている。最近の研究では北半球高緯度の夏期
日射量の変動が気候変動のトリガーとなるとのミランコビッチ理論(難しいので省略)
を支持する結果がえられているという。
表の説明:右に行くほど昔、黒・日射量、赤・気温、青・二酸化炭素濃度。
日射量、気温、二酸化炭素濃度は連動していることが分かる。
これから先どうなるか?万年スケールでは寒氷期に向かうのだが。
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南極に残る超大陸ゴンドワナの証拠
約2億年前まで、南極大陸はアフリカ、南アメリカ、オーストラリア、インドと一つの
大陸を形成していた。しかも当時の南極は赤道付近にあった。
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南極大陸の岩石を調べると離れた大陸と共通の岩石がある。
例えば、スリランカで採れるサファイア、ルビーなども南極で採取される。
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約2億年前、南極は赤道付近にあった。その証拠にシダ類などの化石がでる。
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南極は隕石の宝庫
隕石は燃え尽きない限り地球上のどこにでも落下するが、南極大陸は氷に覆われ
ているから発見し易く、風化されないで残っている。
写真は鉄隕石で母天体からのもの。
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南極のペンギン
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何でもそうですが、現物を見るのが一番。
本を読んでいても中々実感が伴わないものですが、こうしてみると分かったような
気にはなる。
by bonjinan | 2010-07-29 10:13 | 旅、散歩

LIVE

誘われてMotion Blue yokohamaへ。
スウェーデンのジャズシンガーRigmor Gustafssonのステージ。
たまには良い。
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 夜の横浜港、シーバスから
by bonjinan | 2010-07-28 22:34 | 生活

高原の風景

今日もまさに酷暑。外に出るには辛い。
何年か前、白根山山腹(標高約2000m)から草津方面を撮った写真です。
少しは涼しいような気がする。
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by bonjinan | 2010-07-24 11:56 | 旅、散歩

国立天文台野辺山見学

近年、宇宙観測技術の進歩により次から次に新しい発見が報告されています。可視光領域ではハッブル望遠鏡、すばる望遠鏡などで大きな成果をあげていますが、電波望遠鏡では可視光では分らない宇宙の姿(ブッラクホール、暗黒銀河、星間分子 など)を解き明かしてきました。暑い夏には煩わしい浮世を離れて宇宙に思いを馳せるのも良かろうと、清里から隣町の国立天文台(NAOJ)野辺山(長野県南牧村)に参りました。

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(野辺山の風景)
電波天文台は八ヶ岳の裾野、JR線最高の野辺山駅(標高1345m)の近く。延々と広がる野菜畑に囲まれた場所にあり電波環境も良い。

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(45m電波望遠鏡:観測周波数1~150GHz のいわゆるミリ波望遠鏡)
ブッラクホールの回りで高速運動するガス、星間に存在する分子を捉えている。各分子は固有周波数の電波を発しているから周波数スペクトラムを調べるとどんな分子があるのかも分る。電波望遠鏡ならではです。なお小惑星探査機「はやぶさ」と交信に当たったJAXA臼田宇宙観測所のパラボラアンテナはこれより一回り大きく直径64mだという。

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(ミリ波干渉計:アンテナ直径10m、6台、80~230GHz)
6台のアンテナをつないで同時に観測すると最大直径600mの電波望遠鏡に相当する解像度になる。レールはアンテナ移動用。最近の話題としては南米チリ・アタカマ高地に国際協力で建設中のALMA望遠鏡。直径7~10mのアンテナ80台を配置することで最大直径18.5kmの電波望遠鏡に相当するものになるという。

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(電波へリオグラフ)
84台のアンテナを配置する直径500m相当の電波望遠鏡、太陽表面の活動を観測している。

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(太陽電波強度偏波計)
これも太陽活動観測用で、7つの周波数(1~80GHz)を8台のアンテナで同時観測。太陽の長期変動を観測しているという。

 参考
国立天文台(NAOJ)野辺山ホームページ
宇宙航空研究開発機構(JAXA)臼田宇宙空間観測所ホームページ
by bonjinan | 2010-07-22 12:04 | 旅、散歩

清里の自然と開拓史

猛暑の東京を脱出して清里(山梨県北杜市)へ。
八ヶ岳山麓・清里の大自然を満喫し、戦前戦後を通して日本の復興のため全精力を注ぎ、「清里開拓の父」としても慕われる米国人"ポール・ラッュ"の足跡を知る旅になった。
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(八ヶ岳ビューポイントの一つ東沢大橋)
中央手前が手首山、その後ろが主峰・赤岳(2899m)。
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(ポール・ラッシュが建設した「清泉寮」)
「ポール・ラッシュ博士が日本聖徒アンデレ同胞会の指導者訓練キャンプとして清泉寮を建設したのは1938年のこと。戦後、日本の復興とキリスト教民主主義を紹介するためキープ協会が設立され、清泉寮も開拓の拠点として大きな役割を果たしてきました。初代の建物は焼失してしまいましたが、1957年に再建。その歴史を語るアンデレクロスは今も玄関にかざられています」(案内板より)
なお清泉の名前は敷地が当時の清里村と大泉村にまたがっていたことから両方の名前の一字が採られたことによるという。
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(清泉寮からみた富士山)
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(清泉寮からみた南アルプス)
清涼な高原(標高1400m)の空気をたっぷり吸い清泉寮名物ソフトクリームを味わってきました。
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<ポール・ラッシュ記念センターへ>
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(ポール・ラッシュ記念センター(一部、日本アメリカンフットボールの殿堂)
先ず眼に飛び込むのが"Do your best, and it must be first class.(最善を尽くせ、しかも一流であれ)"のメッセージ。ポールの最も尊敬した聖路加国際病院設立者でもあるトイスラー博士から伝授された思想で、この教えを忠実に守り清里を開拓し人々に希望を与え日米友好に尽力した。
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(ポール・ラッシュ(1897-1979)の足跡(抜粋)
1897年米国で生れる、1925年関東大震災で破壊した東京横浜YMCA会館再建のため来日、26年立教大学教授として残留、1927年日本聖徒アンデレ同胞会設立、28年聖路加国際病院建設のため米国で募金活動、34年アメフトを紹介、38年清泉寮を建設、45年GHQ将校として再来日、46年清里農村センター建設開始、57年清泉寮再建、63年清里農業学校開設、79年聖路加国際病院で逝去。元々はYMCA再建で帰国の予定だったそうですが、太平洋戦争時の強制送還を除いては日本に留まり、日本のため清里のため全精力を注いだことが知れる。
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(日本アメリカンフットボールの殿堂)
ポールがアメフトを日本に紹介した草創期から現在までの興隆を知ることができる。「アメリカンフットボールの父」ともいわれ、日本のアメフトの頂点を決めるライスボウルでは最優秀選手に「ポール・ラッシュ杯」が授与される。
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(記念センターに隣接したポール・ラッシュ邸の居間)
管理人さんから博士の人柄、GHQ時代には日本人の目線で戦後日本の望ましい姿を進言したこと、エリザベス・サンダースホームの設立者・沢田美喜(岩崎弥太郎の孫)との交流、天皇皇后両陛下が博士への敬意を表するためここにおいでになったことなどエピソードを聞かせて頂いた。
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(記念センターを取り囲む林)遊歩道も設けられている。

 
by bonjinan | 2010-07-21 13:42 | 旅、散歩

今週の一冊、水の科学

今週の一冊は、最近、図書館で借りた北野康『水の科学』NHKブックス(2009)です。
長年にわたり水を研究してきた著者が、誰しもが知りたいと思うこと、疑問に思ってい
ること、例えば、地球になぜ水が存在しえたか?、生命を生みだし育んできた水とは?
温暖化との関連は? 等々 各種データを使い最新の話題も盛り込みながら語りかけ
るように易しく丁寧に解説してくれる。水議論の基本書かも知れない。
今年も各地で集中豪雨による被害がでました。参考までに一つデータを抜粋します。
「地球への降水を生成する源としての大気中水蒸気は、河川水の10倍、地球上の水
の総量の0.001%だが、10日間の降水量にしか過ぎない。すなわち水は海から出て
海にもどる激しい循環を繰り返している。」
また「河川水の平均滞留時間は2週間」、日本の河川は世界の河川に較べると流れが
急で短いからもっと少ない。新鮮な水道水を得られる一方集中豪雨で被害もでる。
by bonjinan | 2010-07-20 17:00 | 読書

夏の花々@武蔵小杉

早朝、武蔵小杉高層マンションに隣接する公園をゆっくり歩いてみた。
植栽された草木が高層マンションとなじみ落ち着ける空間になってきました。
目に付いた夏の花々をアップします。
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 アガパンサス/ムラサキクンシラン
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 ユリ
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 アメリカフヨウ/クサフヨウ
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 サルスベリ
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 モナルダ(別名:タイマツバナ)か?:とても複雑なつくりの花です。
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 キンシバイ
by bonjinan | 2010-07-18 07:43 | 旅、散歩

蓮@等々力緑地

夏を代表する蓮の季節になりました。
仏教と縁の深い花で、西方浄土の中心には蓮池があるとされ、仏像の蓮華座とも
なっている。お盆の季節であることを知らせてくれる。
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 蓮@等々力緑地
by bonjinan | 2010-07-17 10:36 | 季節の花

お鷹の道@東京国分寺 sanpo

関東もそろそろ梅雨明け、天気予報では真夏日が続く。
涼しさを求めてお鷹の道(東京都国分寺市)を歩いてきました。
このお鷹の道、国分寺崖線崖下の湧き水を水源とするせせらぎに沿って設けられ
た遊歩道。江戸時代には尾張徳川家の御鷹場で鷹狩の道筋でもあったことから
この名が付けられたという。現武蔵国分寺からJR国分寺方向へ歩いてみました。
古き良き武蔵野にタイムスリップしたようでした。
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 現武蔵国分寺、境内の万葉植物園には万葉集で詠われた植物集められている。
 隣には新田義貞寄進とされる武蔵国分寺薬師堂があり、南には古代武蔵国分寺
 僧寺跡がある。天平時代に思いを馳せるのも良いかも知れません。
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 国分寺からお鷹の道へ。大きな湧水地は国分寺裏と後述の真姿の池付近。
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 江戸時代の長屋門へ。
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 江戸時代の長屋門。江戸時代の名主の屋敷跡。中に武蔵国分寺跡資料館あり。
 門前には昨年できたという史跡の駅"おたカフェ"がある。
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 道沿いに咲く藪茗荷(ヤブミョウガ)。葉や茎がミョウガに似ている。
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 真姿の池へ。靴を脱いで冷やすと気持ちが良い。
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 真姿の池と弁財天。池の名前は、玉造小町という美しい娘が病で醜くなってしまっ
 がお告げによりこの池の水で身体を洗ったところ病は快癒し元の美しい姿を映した
 という伝説に由来している。
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 崖下の礫層から湧水。崖の上は武蔵国分寺公園。
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     せせらぎ沿いの露地野菜直売所。
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 百日紅の花。せせらぎの所々に「ホタルの餌になるカワニナをとらないで」とあり。
 夏の夜にはホタルの飛び交うすばらしい景色が出現するのでしょう。

 
 
by bonjinan | 2010-07-15 23:04 | 旅、散歩

参院選、民主党惨敗

参院選で民主党が惨敗した。
大枠では民主党政権の信任を問うものであったが唐突に消費税が争点になった。
そもそも政権交代は、自民党政権下で固定化した利権政治、行政のムダの削除を
期待してのものであった。しかしその後の経過をみると、事業仕分けはこの期待に
沿うものであったが、その他政策については疑義を伴うものであった。
民主党はこれを機会に国民の期待する政策は何なのか、原点に帰って再点検し
出直す必要がある。一方、躍進した自民党、みんなの党は敵失によるところが大き
く、画期的な政策があって躍進したとは言えない。政治の停滞を防ぐ意味でも建設
的取組みを地道に続ければ支持拡大に繋がる。
いづれにせよ理想・理論を語り現実を無視することもダメだが、あるべき姿を忘れた
愚かな政治に戻ることもダメだ。国家、国民のため必死に努力したと思われる政党
が次回選挙で飛躍することになる。一番問題なのは政治の混乱が長引き実のある
議論がなされなくなること。この場合には政党政治そのものへの失望を招き不幸な
事態に陥ることになる。
by bonjinan | 2010-07-12 11:32 | 政治・経済