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カテゴリ:旅、散歩( 566 )

称名寺&金沢文庫

  何十年ぶりかで称名寺と金沢文庫(横浜市)を訪ねた。
  称名寺(真言律宗)は金沢北条氏の祖、北条実時(1224-76)が開基した一族の菩提寺。
  金沢文庫は実時が邸宅に造った文庫。鎌倉時代の政治、文学、宗教などに関する和漢の
  書籍、手紙、絵画を多数収蔵している。

  <称名寺>
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  そり橋越しに望む金堂。
  惣門(赤門)から境内に入ると仁王門がありこのそり橋につながる。
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  金堂と釈迦堂(写真右側)。
  最盛時には七堂伽藍を有する大寺院だったが、鎌倉幕府滅亡(1333年)とともに称名寺、
  金沢北条氏は衰退した。現在見る惣門、仁王門、金堂、釈迦堂は江戸時代に再建された
  ものではあるが風雨にさらされた建物には中世の雰囲気が漂う。
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  阿字ケ池を中心とする浄土式庭園。
  1320年に造られたものが発掘調査を経て1987年に再建されている。
  前出のそり橋は浄土への道筋に変化と美しさを添えるためだったのだろう。

  <神奈川県立金沢文庫>
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  称名寺の隣が金沢文庫。特別展「顕われた神々−中世の霊場と唱導−」(2018.11-16
  ~19.1.14)が開催されていました。入館するや引き付けられたのは、「十一面観音立像」
  (平安時代、小田原文化財団蔵、前田青邨、白洲正子旧蔵)。
  眼を閉じているようでも観ていてくださり、私たちの声(音)を聞いてくださっている
  ような、まさに観音様を具現化したような魅力あるお姿でした。
  絵画(掛け軸)では、伊勢参詣曼荼羅、春日鹿曼荼羅など中世宗教界を垣間見ることが
  できました。
 
  詳細:神奈川県立金沢文庫ホームページ
by bonjinan | 2019-01-09 17:55 | 旅、散歩 | Trackback

祐天寺

  東急・東横線、祐天寺駅を下車し東に5分ほど歩くと駒沢通り沿いに祐天寺がある。
  駅の名前は寺院の名前に由来し、寺院の名前は開山した芝増上寺36世住持であった祐天
  上人に由来する。1718年に創建された浄土宗の寺院。
  将軍吉宗の浄財喜捨を受け、将軍綱吉の息女竹姫には阿弥陀堂、仁王門を寄進されるなど
  徳川家と縁のある寺院。
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  駒沢通りに面した表門。境内に入ると仁王門、本堂と続く。
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  どこか江戸の雰囲気が漂う境内。左側に阿弥陀堂、正面に本堂。
by bonjinan | 2019-01-05 15:13 | 旅、散歩 | Trackback

紅葉@自然教育園

  自然教育園(港区白金台)を歩いてきました。
  コナラなどの雑木が黄葉しモミジがかなり紅葉してきました。
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  色づいてきたモミジ
  カツラの落ち葉を踏んでいるいるのだろうか甘い匂いがしました。
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  モミジのビューポイント(物語の松付近)から見る紅葉
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  園内、武蔵野植物園の黄葉。
  古き良き時代の武蔵野とはこんな風景だったのだろう。
  ここが都心とはとても思えない静かな秋を楽しむことができました。

  参考:国立科学博物館付属「自然教育園」ホームページ
by bonjinan | 2018-12-11 16:51 | 旅、散歩 | Trackback

鎌倉、長寿寺

  北鎌倉、建長寺の近くに「長寿寺」という魅力ある名前の寺院がある。
  余りの紅葉の美しさに境内を覗かせていただいた。
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  春と夏の特別な期間を除いては非公開。
  春(4~6月)、秋(10~11月)の週末(金~日)限定で公開。
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  東門から望む境内の紅葉。
  鎌倉には珍しい華やかな境内でした。
by bonjinan | 2018-12-08 19:36 | 旅、散歩 | Trackback

紅葉@明月院(2018)

  鎌倉、明月院の紅葉を楽しんできました。
 「アジサイ寺」として知られる明月院ですが、今は紅葉の見ごろ。
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  本堂の丸窓越しに望む本堂裏庭庭園の紅葉
  アジサイの咲くころには丸窓から花菖蒲を楽しみ、今はモミジの紅葉を楽しむ。
  じっと眺めていたくなる風景。
by bonjinan | 2018-12-08 18:43 | 旅、散歩 | Trackback

鎌倉、英勝寺

  鎌倉扇ガ谷の英勝寺を訪ねた。
  もと太田道灌の屋敷跡に、道灌から数えて4代目の娘、お八(後のお梶、お勝、英勝院)
  が創建した寺院(1636年)。鎌倉唯一の尼寺。浄土宗の寺院。
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  仏殿。本尊は阿弥陀三尊。
  裳階(もこし)と呼ばれる二重屋根、花頭窓(かとう)は典型的な禅宗様式。
  創建以来、一度も火災に遭っていないとのこと。歴史を感じる建物です。
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  竹林からみる書院、紅葉
  鎌倉で竹の寺といえば報国寺ですが英勝寺の竹林も見事。
  江戸初期にタイムスリップした感の鎌倉の秋を楽しむことができました。
  なお英勝寺は鶴岡八幡宮からも比較的近く、撮影スポットとなっているようです。

  参考:英勝院のこと
  英勝院(1578-1642)は、徳川家康の側室、水戸徳川家初代頼房の継母。
  関ケ原の戦い、大阪の役には男装し騎馬に乗り家康に同行した。
  関ケ原で勝利した際にはそれを祝い、お梶を改め、お勝と改名された。
  聡明さを表す有名な逸話として「食べ物のうちで、一番うまいもの、一番不味い
  ものはどんなものか」と問われ、「それは塩です」と答え、料理には適量という
  ものがある、物事はやりようだとの心を伝え、家康と家臣を感服させたという。
  家康の死後は出家して英勝院と号した。江戸出身。
by bonjinan | 2018-12-08 17:47 | 旅、散歩 | Trackback

新井薬師

  新井薬師(中野区)。新宿の近くなのに生活感のある静かな住宅街である。
  武蔵野の面影を残す「新井薬師」と「たきび」のうた発祥の地を訪ねた。
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  新井薬師(新井山梅照院)
  創建:1586年。本尊:薬師如来(表)、如意輪観音(裏)の二仏一体像(秘仏)
  江戸幕府2代将軍秀忠の五女・和子(後に後水尾天皇の中宮、東福門院)が当寺の薬師如来
  に眼病平癒を祈願したところ、たちまち回復し眼病治癒で有名になったという。
  なお新井の名は当地で新たな井戸を掘ったことに由来するとされ、境内には今でも飲料水
  として使われている井戸がある。
  場所:中野区新井5丁目 新井薬師前駅から南西へ徒歩約5分
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  「かきねの かきねの まがりかど たきびだ たきびだ おちばたき ・・・」
  有名な唱歌「たきび」(作詩者・巽聖歌(本名:野村七蔵)はこの近くに住み、作詩した
  という。けや木の大木が残りいまも武蔵野の面影を残す。
  ありがたい風景ではあるがこれを維持する苦労は並大抵のことではないと思う。
  場所:中野区上高田3丁目 新井薬師駅から南東へ約5分
by bonjinan | 2018-11-27 19:04 | 旅、散歩 | Trackback

上毛三山の紅葉 sanpo

  紅葉の始まる頃。上毛三山(赤城山、榛名山、妙義山)を回ってきました。
  赤城山では紅葉の真っ盛り、榛名山では始り、妙義山はこれから。
  紅葉はやはり標高の高いところから徐々に始まっています。
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  赤城山の紅葉
  大沼(カルデラ湖、湖面標高約1300m)の周りに1500~1800mの山が取り囲む。
  雑木林の紅葉が真っ盛り、白樺の葉は完全に散ってしまった。
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  赤城神社の紅葉
  大沼の小鳥ケ島に鎮座する社。今、紅葉が美しい。
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  榛名山の紅葉
  榛名富士(標高1391m)と榛名湖(カルデラ湖、湖面標高1084m)
  榛名湖周辺の雑木、カエデが紅葉し始めたところ。
  山裾には名湯、伊香保温泉がある。
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  妙義山
  火山活動の後、堆積した柔らかい層が浸食され、溶岩の岩体が露出した山。
  妙義山は1100m内外の峰々の総称。日本三大奇勝の一つ。
  写真は白雲山の東麓、妙義神社大鳥居付近(標高約450m)から見た妙義山。
  岩山の途中に、妙義大権現を表す「大」の字が見える。
  遠くからでも拝めるようにと造ったという。更に上った所に奥の院がある。  
  写真の通り、紅葉はまだ始まっていない。
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  妙義神社参道の石段
  石段は165段。修行の道場にも思える石段である。
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  妙義神社
  苦労して登ると日光東照宮の彫刻士が彫ったとう見事な彫刻が見られる。
by bonjinan | 2018-10-25 10:38 | 旅、散歩 | Trackback

吹割の滝

  吹割の滝(ふきわれの滝、群馬県沼田市)に行ってきました。
  川幅が広く、水量も豊富でダイナミックな滝でした。
  もう少しすると紅葉の見ごろにもなると思います。
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  吹割の滝
  川床上を流れる片品川の清流が岩質の柔らかい部分を浸食し多数の割れ目を生じ滝と
  なっている。高さ7m、幅30m。東洋のナイアガラとも呼ばれている。
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  岸壁岩
  川に沿って遊歩道が造られておりこうした奇岩を楽しむこともできる。
  もう少しすれば素晴らしい紅葉の渓谷美を楽しめるのではないでしょうか。

  参考:沼田市観光協会ホームページ
by bonjinan | 2018-10-25 09:47 | 旅、散歩 | Trackback

名古屋城本丸御殿

  今年6月から公開されている名古屋城本丸御殿を訪ねました。
  尾張徳川家の格式の高さ、日本の建築美、装飾美のすばらしさを改めて認識させられました。
  今、日本で見るべきものの一つではないでしょうか。

  まず名古屋城本丸御殿について
  本丸御殿は本丸の南に、尾張藩主の住居かつ藩の政庁として、徳川家康の命により1615年
  に建てられたのが始まりだが、1945年の空襲で天守閣とともに焼失した。しかし江戸時代
  の文献のほか、多くの写真、実測図が残されていたことから、その復元が望まれ、2009年
  から復元工事が始まり、2018年6月に完成し、公開されている。使われている木材も当時
  そのまま、松材を使った黒木書院を除いては木曽の桧とのこと。
  障壁画など装飾については、戦災の際、取り外すことのできた襖絵や天井板絵などが今も
  保管されており、これをもとに現代の匠の技で復元模写したものとのこと。

  以下、本丸御殿の一部です。

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  玄関、一之間
  本丸御殿を訪れた人が、玄関車寄せから入り、対面を待つ建物。
  障壁画『竹林豹虎図』が描かれている。訪問者にとって緊張する空間である。

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  表書院
  正式な謁見(対面儀礼)に用いられた、本丸御殿で一番広大な建物。
  奥の上段之間には徳川義直が着座した。障壁画には花鳥・じゃ香猫が描かれている。
  徳川義直は家康の9男、尾張藩初代藩主。

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  対面所、上段之間、次之間
  藩主が身内や家臣との私的な対面や宴席に用いた建物。
  障壁画は『風俗図』とよばれ、京都や和歌山の四季の風物や名所が穏やかな筆致で描かれ
  ている。次之間(写真手前)の和歌山の風景は義直夫人春姫の故郷が和歌山であったこと
  によるとされる。

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  上洛殿
  1634年の三代将軍家光の上洛に合せて増築された建物。
  襖絵、天井板絵や絢爛豪華な彫刻欄間、飾り金具等で彩られ、贅の限りを尽くしていた。
  障壁画には、『帝鑑図』(将軍が着座する一之間(写真左奥)や『雪中梅竹鳥図』が描か
  れている。

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  上洛殿の彫刻欄間

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  上洛殿引き戸の装飾
  すべてがぴかぴか、素手で触ることなど恐れ多くてとてもできない。

  参考:名古屋城公式ウエブサイト  
by bonjinan | 2018-09-30 17:27 | 旅、散歩 | Trackback