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藤の花

 藤の花が爽やかに咲いていました。
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  フジ:マメ科フジ属 @目白台運動公園

 藤の花、あれこれ 
 藤の花は古代から日本人が愛でてきた花であった。
 花の美しさはもちろんだが蔓の繊維の強靭さから綱や衣類にも利用されてきた。
 このことは『古事記』、『万葉集』にも記されている。
 また大化の改新を推進した中臣鎌足が天智天皇から最強の姓として藤原姓を賜ったように、
 藤をを含む姓は梅や桜を遙かに超えて多くの人に使われるようになった。
 『万葉集』から2首 
 「恋しけば形見にせむと我がやどに植ゑし藤波今咲きにけり」山部赤人、万葉集巻8-1471
 「大王の塩焼く海人の藤衣なれはすれどもいやめづらしも」作者不詳、万葉集巻12-2971
 万葉集では藤の花の房が風に揺れる様が風情ありとして「藤波」としての表現が多数。
 後者は衣服として使われていたことを表している。 
 『枕草子』から
 「藤の花は、しなひ長く、色濃く咲きたる、いとめでたし」
 清少納言は知性あることの自信からか迷うことなくすぱっと断定している。
 確かにそれも良いが、写真のようにほどほどの長さで白い藤も新緑と相まって清々しい感じ
 である。
 参考:本ブログ、亀戸天神の藤
by bonjinan | 2019-05-07 14:18 | 季節の花