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ネモフィラの丘@ひたち海浜公園

春の国営ひたち海浜公園(茨城県ひたちなか市)を歩いてきました。
ネモフィラ、チューリップをたっぷり鑑賞してきました。
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菜の花畑越しに望むみはらしの丘のネモフィラ
春を象徴する菜の花とネモフィラの素晴らしい風景でした。

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みはらしの丘を覆うネモフィラ(約450万本)
一つの品種でこれだけあると迫力満点、絶景と言うしかありません。

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松林に点在するチューリップの花壇(約230品種、約25万本)
林間にあるのでとても爽やかな気分で鑑賞できました。

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色とりどりのチューリップが混栽された花壇。
品種別に色分けされたよく見る花壇とは違って変化に富んだ花壇だなと思いました。

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牡丹のようなダリアのような珍しい花形のチューリップ
モンテスパイダーという品種のようです。いろんな品種が作出されるのをみると17世紀のオランダでチューリップバブル(脚注)が起こったのも頷けます。

参考:国営ひたち海浜公園公式ホームページ

脚注 チューリップバブル
①チューリップはオスマン帝国からオランダに伝わった。ウイルスの感染で花びらに美しい模様が現れる。ウイルスの仕業とも知らず、大商人や庶民までもが球根に投資した。1個に(当時の平均的なオランダ人の年収の10倍にあたる)3千万~4千万円程度の価格がついた。(出典:2020.11.1付日経「世界はウイルスでできれいる」)
②「1630年代のオランダで起こったチューリップ・バブル。投機対象となったのは一色のものより赤地に白い縞の走るものや、花びらに白いレースのようなモザイク状の模様が入った斑入りのもでした。なぜこうした変種ができたのか。20世紀になってやっと科学的に解かれました。斑入りの病気にかかった球根の一部を別の球根に切れ目を入れて挟み込むことで、モザイク病の病原菌を人工的に感染させていたのです」(出典:田中修『植物はすごい、七不思議篇』中公新書)
③園芸植物のバブルはチューリップだけと思いきや江戸時代の日本にもバブルが起こっていた。椿、万年青(オモト)など僅かな違いに価値を見出し今の価値にして数千万円もするものがあったという。江戸城には厳重に塀で囲われた椿園があったというから熱中ぶりが伺われる。いづれにしても平和な時代でなければバブルは起こらない。(出典:2021.9.16,NHK-BSプレミアム「浮世絵ミステリー 園芸大国、熱狂とバブルの謎」)

by bonjinan | 2019-04-23 08:35 | 旅、散歩