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2018年、ノーベル賞

2018.10.1 ノーベル生理学・医学賞に本庶佑氏
2016年ノーベル生理学・医学賞に本庶佑(ほんじょたすく、76)、京都大学特別教授らに授与されることになった。免役の働きを抑える物質を発見し、がんの治療薬「オプジーボ」の開発につながった。がん治療は、外科手術、放射線照射、抗がん剤の三つであったが、先生の開発した方法はもともと体に備わっている免役の仕組みを利用してがんを攻撃する第四の治療法。この治療法のもととなったのは、免役細胞の表面にあるPD-1というたんぱく質の発見。がん細胞がこのPD-1と結合し免役細胞を働かせないようにしていることを突き止めたことで(1992年)、その結合をブロックすればもともとの免疫細胞ががん細胞を攻撃し続けるはずとの発想で新薬が開発されたようだ。ただどんな薬もそうだが全てのがんに効くわけではない。また人により、その時の体の状態により免疫力が強すぎることによる薬害もでる。人の体は微妙なバランスで成り立っている。専門医と相談するしかない。
(語録)報道されている先生の言葉「Stick to the question(疑問にこだわれ)」、「何ができるかより、何をしたいか」、「ナンバーワンより、オンリーワンを目指せ」、「論文の90%はウソ」など。先生にとっては当たり前のことなのだろうが厳しい言葉だ。自立するとはこういうことなのかも知れない。先ずは疑い、自分の頭でどこまで考えたが重要ということだろう。
参考:http://www.nobelprize.org


参考1:日本人の自然科学系ノーベル賞の発見時年齢、受賞年齢
発見時年齢39.3±9.0歳、受賞年齢64.9±13.5歳
参考2:ノーベル賞受賞の研究対象を分類すると、①誰もが重要と思っていた研究(利根川進)、②誰も重要と思っていなかった研究(大隅良典)、③誰も気が付かない研究(山中伸弥)
(参考1,2とも東大名誉教授、黒木登志夫氏整理、2019.7.28)
by bonjinan | 2018-10-01 18:37 | 文化・歴史