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京都、晴明神社

西陣、晴明神社に参拝してきました。
1007年、一条天皇の命により、晴明公の屋敷跡に建てられた神社。晴明公は平安時代中期に陰陽寮に勤務する天文陰陽博士だった。天体の移り行く星や雲の動きを観察し、宮殿の異変や遠方での吉凶を言い当て、朝廷を始め多くの人びとの信望を寄せられた。近年、陰陽師が喧伝され広く知られるようになったこともあって神社は京都のパワースポットの一つとされている。修学旅行生にも人気。
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晴明神社

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本殿。提灯に神社の神紋である晴明桔梗印(五芒星)。手前に厄除け桃。
晴明桔梗印は、陰陽道の基本概念である天地五行(木、火、土、金、水)を表すという。
桃は古来、厄除けの果物とされる。立札に桃を撫で清々しい気持ちになってくださいとあり。 

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安倍晴明公像。
晴明(921-1005)の出自については、「孝元帝の皇子・大彦命の御後胤」(神社HP)とされる。
他方、「安倍文殊院」(奈良桜井市)では安倍仲麻呂と同じ同寺で出生したとし安倍晴明堂を建て祀っているなどで諸説あるようだ。諸説あるということは、そうであれば地元の誇りということであり、それだけ人気があった、また影響力があったということだろう。
晴明の生きた時代のこと。藤原道長に代表される藤原北家の絶頂期だった。
一条天皇の中宮・藤原道隆の子・定子と清少納言、同藤原道長の子・彰子と紫式部など、今でも多くの人に知られている有名人が活躍していた。
  
参考:晴明神社ホームページ

by bonjinan | 2018-06-07 08:25 | 旅、散歩