ウィーン(Wien、英語表記Vienna ヴィエナ)の街の中心部を歩いてきました。オペラ座→旧王宮→コールマルクト通り→グラーベン通り(ペスト記念柱)→シュテファン寺院→ケルントナー通り→オペラ座。比較的狭いエリアなの街の風景をゆっくり楽しめました。
起点はオペラ座。
オペラ座前の大通りはリング通り。19世紀後半まで城壁だったが、フランツ・ヨーゼフ1世の代に取り壊され大通りとなった。オペラ座ほか通りに面した建物はその頃に建てられている。 オペラ座の近くにはカフェ・ザッハー(スイーツ、ザッハトルテで有名)、カフェ・モーツアルト(映画「第三の男」のシーンとなったことで有名)がある。
ミヒャェル広場からみる旧王宮(ホーフブルク、世界遺産)
オペルリング側から王宮庭園経由で旧王宮に向かったのですが王宮は広く旧王宮の入口を探すのにひと苦労しました。今振り返ればオペラ座からミヒャエル広場に向かって真っすぐに進めば良かった。
旧王宮のこと。13世紀後半から20世紀初頭までの約640年間、ハプスブルク家の歴代皇帝が居城としてきた宮殿。人気の観光スポット。特にエリザベート皇后(愛称シシィ)の部屋は人気。入場券購入の列に並ぶこと、中で人が進まなくなる箇所ができるなどと言われていたのですがこの時は団体客が出た後のようでスンナリ入場、また館内を回ることができました。
コールマルクト通り
通りには皇妃エリザベートもお気に入りだったという老舗ケーキ店、カフェ・デメル(デメルのザッハトルテで知られる)、高級ブランド店が並ぶ。
グラーベン通りのペスト記念柱
猛威を振るったペストの終息を記念して1679年、レオポルド1世(マリアテレジアの祖父)によって建てられたもの。柱の最上部に三位一体像が据えられていることから三位一体像とも呼ばれ、ヨーロッパ各地にある。グラーベン通りを進むとシュテファン寺院(
別掲)。
シュテファン寺院(世界遺産)からオペラ座につながるケルントナー通り前出グラーベン通りと同様、ブランドショップが並ぶ通りで歩行者天国となっている。ウインドウショッピングしながらウィーンみやげを購入。
ウィーンの街でみる赤と白の旗
ウィーン市観光局が定めた歴史的に意義ある建物に掲げられる。約200カ所あるという。写真のマルテザール教会(マルタ騎士団教会)では今日、教会コンサートがあるようだ。