珍しい花がみたくなり新宿御苑の温室に入ってきました。
期待通り、冬とは違ってやはり夏の方が花の種類が多い。

ツニア:ラン科 学名:Thunia
原産地:インド、ミャンマー、タイ

ツンベルギア・マイソレンシス:キツネノマゴ科 学名:Thunbergia mysorensis
総状花序を1mくらいまで下げる。原産地:インド南部

ツルラン(鶴蘭):ラン科エビネ属 学名:Calanthe triplicata
花の唇弁が裂け大の字にもみえる。長い距も特徴。
九州~沖縄で生育。絶滅危惧種。

ヤエサンユウカ(八重三友花):キョウチクトウ科
花はクチナシ(アカネ科)に似ている。原産地:インド北部、中国雲南省

モンテンボク:アオイ科フヨウ属 学名:Hibiscus glaber
和名:テリハハマボウ(照葉浜朴)。名前の通りハマボウと比べて葉に光沢がある。
小笠原固有種。温室の外で咲くハイビスカス、ムクゲと同じフヨウ属。

ハマオモト(浜万年青):ヒガンバナ科 別名:ハマユウ(浜木綿)
名前は暖地の海岸に生え、葉の形がオモト(スズラン亜科)に似ていることによる。
浜木綿は花がコウゾ(クワ科)などの樹皮からつくった白い布、木綿(ゆう)の繊維に
似ていることによる。黒潮にのって流れ着いたと思われる関東以西~沖縄に分布。