人気ブログランキング |

AREKORE

bonjinan.exblog.jp
ブログトップ

安倍文殊院

 奈良、桜井市街に日本三大文殊のひとつ「安倍文殊院」がある。
 大化の改新時に左大臣となった安倍倉悌麻呂によって645年に創建された寺院。
 奈良時代の遣唐使留学生・安倍仲麻呂出生の寺院とされる。
 鎌倉時代・仏師快慶に造立された「渡海文殊菩薩群像」(国宝)は必見。
 台座を含めて総高約7mに達する「騎獅文殊菩薩像」には圧倒される。
 4人の従者のうち「善財童子像」は手を合わせ、後ろを振り向きながら歩く姿が微笑ましい。
 童子が53人の善知識(仏教の優れた理解者)を訪ねる様子だという。
 ちなみに東海道53次の宿場の数は、この物語に由来するとか。
 仏様の知恵を授かるというよりボケ封じを願って参拝した。  
c0192215_21535077.jpg

  安倍文殊院境内。天橋立・智恩寺、山形・大聖寺と並び日本三文殊霊場。
c0192215_22112512.jpg

  本堂。
c0192215_22151116.jpg

  文殊池に浮かぶ金閣浮御堂。安倍仲麻呂、安倍晴明を祀る。
  歌碑には「安倍仲麻呂、望郷之詩、天の原ふりさけみれば春日なる三笠の山に出でし月かも」
  百人一首にもある歌。
  仲麻呂が遣唐使の任を終え帰国する際、中国の明州(浙江省寧波)の海辺での送別の宴で
  詠んだ歌とされる。異国で数十年過ごした後の望郷の思いが詠われている。しかし船は難破
  事故で引き返し、生涯日本に帰ることはなかった。

  参考:安倍文殊院ホームページ
by bonjinan | 2016-11-23 11:29 | 旅、散歩