人気ブログランキング |

AREKORE

bonjinan.exblog.jp
ブログトップ

血糖値スパイク

10月8日NHKスペシャルで”血糖値スパイクが危ない”が放送された。以下、そのメモ。
(血糖値スパイクとは)
通常健康診断で測られる血糖値は空腹時の血糖値(100mg/dl以下が正常値の目安とされる)。血糖値スパイクとは食後(1~2時間後)に起こる血糖値の急上昇のこと、140mg/dl以上への急上昇を血糖値スパイクという。空腹時の血糖値では正常といわれる働き盛りの世代でも65人の内20人で血糖値スパイクが起きていた。
(血糖値スパイクはなぜ起こるのか、そのメカニズムは)
通常、食事から摂取された糖分は、すい臓から分泌されるインスリンというホルモンの働きで細胞に取り込まれ血糖値は調整されている。ところが体質や生活習慣が原因で、細胞が糖を吸収する能力が低下することがある。すると血糖値が下がらないために大量のインスリンが出され、何とか血糖値を正常値に戻す。これが血糖値スパイクのメカニズム。大量のインスリンは別の問題も引き起こす。
(血糖値スパイクは何を引き起こすのか)
健康診断で心臓に問題のなかった40代男性が突然、心筋梗塞を起こした。調べた結果、動脈硬化を起こし血流が滞っていた。医師の診断結果は血糖値スパイクによるだった。イタリアの最新研究でそのメカニズムも判明した。血糖値スパイクを繰り返すと、細胞から大量の活性酸素が発生し細胞を傷つける、血管の壁が傷つくと、それを修復しようと集まった免疫細胞が傷ついた血管壁に内側に入り込んで壁を厚くし、血管を狭めていく。これが動脈硬化のメカニズム。空腹時の血糖値が低くても、血糖値スパイクが起こっていれば、血管の随所で動脈硬化が起こりやがて心筋梗塞や脳梗塞、さらには突然死のリスクがあるというもの。
(認知症、がんのリスクを高めることも)
先に述べたインスリンが多い状態が続くと、記憶力が衰えること、アミロイドベーターという脳の神経細胞を死に至らしめる老廃物が蓄積することがネズミの実験で確認されている。アミロイドベータの蓄積はアルツハイマー型認知症の原因ともされていることから認知症にも関連するという。さらには、インスリンは細胞を増殖させる働きがあるため、がん細胞の増殖にも関係するという。
(どうすれば血糖値スパイクを抑えられるか)
以上みてきた通り、血糖値スパイクは、糖尿病ばかりか、心筋梗塞・脳梗塞、がん、認知症まで引き起こす恐ろしい症状であることが分かった。ではどうすれば血糖値スパイクを抑えることができるのか。二つ提案された。いずれも糖分の消化を遅らせるということ。一つは、食べ物の食べる順番を変えること。良く言われる野菜や肉類が先、ご飯や糖分の多いスープなどはその後でということ。二つ目は、食後すぐ体を動かすこと。食事をすると食べ物を消化するために血液は胃腸に集中する。体を動かすことで血液を分散させ糖分の吸収を遅らせられ、血糖値の上昇を遅らせるという。生活習慣を少し変える心がけがあれば健康を維持できるという話だった。
参考:NHKホームページ、 2014.1.19ブログ記事「アルツハイマー病」
by bonjinan | 2016-10-09 13:33 | 健康