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京都御室、仁和寺

  京都御室、仁和寺(2008年10月撮影)。
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  仁和寺二王門
  二王門には金剛力士像(阿形、吽形)が仏敵が入り込むのを防いでいる。
  南禅寺の三門、知恩院の三門とともに京都三大門と言われる。
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  金堂に向かう参道
  仁和寺といえば、吉田兼好『徒然草』第53段、仁和寺の法師のこと。
  「酔ひて興にいるあまり、かたはらなる足鼎をとりて、頭にかづきたれば、・・・」
  参道を歩けばこの雰囲気とはまったく違って洗練された雰囲気。
  それもそのはず888年に宇多天皇が開き、出家後に御座所を置いた御室御所と呼ばれた寺院。
  御室という地名も、法皇が御座する室(僧坊)に由来している。
  金堂(国宝)は1600年代に内裏紫宸殿を移築したもので現存する最古の御所建築物。
  蔀戸(しとみど)の飾り金具が優雅である。
  本尊は「阿弥陀如来」(国宝)。歴代門跡の持念仏「薬師如来坐像」も国宝。
  これは余り語られないが明治維新を開いた寺院でもあった。
  官軍の大将・西郷隆盛の懇願に応え、第30世門跡・彰仁親王が錦の御旗を得ることに尽力、
  戊辰戦争では官軍を指揮した。同寺にはこの様子を描いた『戊辰役絵巻』と錦の御旗と伝え
  られる西陣織が残されている。
  この項の最後に「御室桜」のこと。
  御室は「花は御室か嵐山、・・・」(南下軍の歌、四高寮歌)と歌われた桜の名所。
  春には遅咲きの八重桜が咲く。
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  御殿(宸殿)北側の北庭に広がる池泉庭園。
  茶室「飛濤亭」、徳川家光寄進の五重塔が望める。
  五重塔があることで奥行き感のある庭園となっている。
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  同じく北庭。
  宸殿南側、南庭には白砂の庭に右近の橘、左近の桜が配置され、勅使門がある。
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  宸殿への渡り廊下(回廊)。屋根は檜皮葺で御所風。

  場所:京都市左京区御室大内33 
  参考:仁和寺公式ホームページ、 本ブログ記事「仁和寺展」

by bonjinan | 2009-10-03 16:01 | 旅、散歩