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紫陽花

  今年も紫陽花(アジサイ)の季節になってきました。
  真っ青な紫陽花、純白の紫陽花、・・・。
  今年も楽しもうと思います。
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  紫陽花といえば、まず真っ青な紫陽花。
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  純白の紫陽花もまた魅力あり。
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  少女の口紅を思わせる紅色の紫陽花。これもまたシンプルで良い。

参考:紫陽花(あじさい)あれこれ
「あぢさゐの 八重咲くごとく 弥つ代にを いませ我が背子 見つつ偲ばむ」 
橘諸兄(万葉集巻20)
「言(こと)問わぬ木すらあぢさゐ諸弟(もろと)らが 練りのむらとに詐(あざむか)れけり」
大伴家持(同巻4) 
万葉集にでてくる紫陽花はこの2首だけ。前者は穏やかな日々が続くようにと願った歌の素材としてでてくるが、後者では今でも例えられるように「移り気」の素材となっている。梅雨のころに目を覚ますように美しく咲く花ながら万葉集以降ほとんど文学作品に登場してこない。移り気の印象が嫌がられたからであろう。
ところでなぜ花色が変わるのだろうか。理由は二つあるとされる。一つは土壌の酸、アルカリ度の変化、もう一つは色素の分解(老化)にある。もう少し詳しく言うと、アジサイの青や赤を発色する色素アントシアニンの性質にある。土壌が酸性だと土壌の中のアルミニウムがアルミニウムイオンとなり吸収され色素と反応し青色に、土壌がアルカリだとアルミニウムイオンが吸収されないため赤色のままとなることが知られている。すなわち花の色素とアルミニウムイオンの反応が関係しているということのようだ。そのため酸性土の多い日本では青色、アルカリ土の多い西洋では赤となると言われる。ちなみにもとから白色系のアジサイは色素がないので土壌の酸度、アルカリ度には影響されない。(参考:田中修『都会の花と木』中公新書ほか)
by bonjinan | 2016-06-09 10:35 | 季節の花