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2015年ノーベル賞

2015.10.5 ノーベル医学・生理学賞に大村智氏
2015年ノーベル医学・生理学賞に大村智(80)、北里大特別栄誉教授ら3人に授与された。
微生物(放線菌)が作りだす薬用物質「エバーメクチン」を発見し、線虫を原因として人や家畜に引き起こすオンコセルカ症、リンパ系フィィラリア症の根絶薬「イベルメクチン」(米製薬大手メルク社)の開発につなげたことによる受賞。当時メルク社で「イベルメクチン」を開発したウイリアム・キャンベル氏(85)、マラリアの効果的治療薬を開発した屠氏とともに受賞が決定した。大村先生は大学卒業後、夜間高校で教鞭をとる傍ら理科大大学院で勉強したなど、決してエリートコースを歩んできたわけではない。しかし「人の役に立つ」を信条に「人まねではない」自分の道を歩まれてきたと言われる。私を含めて多くのひとは、流行を追い他人と比較し思うようにいかないことで挫折する。先生の人生観は多くの人に勇気を与える。
参考:http://www.nobelprize.org

2015.10.6 ノーベル物理学賞に梶田隆章氏
2015年ノーベル物理学賞に梶田隆章氏(56)、東大宇宙線研究所長ら2人が選ばれた。
梶田氏はニュートリノの質量は0ではなく質量があることを振動現象(ニュートリノがミュー型、電子型、タウ型の間でタイプが変わること)を観測することで実証した。小柴先生、戸塚先生の研究成果の上にさらに進化させた研究成果。梶田先生は基礎科学で大村先生は実学での受賞。層の厚さが光る。今回の受賞でチャレンジすべき領域は足元からも無限に広がっていることを知らされる。昨今、わけのわからない政治の世界の政治力学、経済の世界の成長論に明け暮れていただけに晴れ晴れした気分にさせてくれる。まことにお目出度い。ただ考えなければならないのは、受章された研究は20~30年前の成果。近年ますます短期的成果が求められるなかで流行を追うだけでになっていまいか。それが問題だ。
by bonjinan | 2015-10-06 19:02 | 文化・歴史