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地酒、地ビール

先日、赤坂に行った折、長野佐久の地ビールメーカー・ヤッホーブルイングのエールビールを専門とする「よなよなビールキッチン赤坂店」に入った。軽井沢に行けば必ず飲む個性あるビール「よなよなエール」を飲む。しばし軽井沢気分になれた。ところで地酒、地ビールはどんな状況にあるのか、気になって清酒、ビールの全体動向から点検してみた。まず清酒について。生産量は1973年をピークとして2011年にはピーク時の約1/3の60万kℓに減っている。清酒製造業者(蔵元)数の方は1964年まで統制価格であったため経営が安定していて4000者とも言われる多くの蔵元があったが数量減とともに減り2011年では1730者になってしまった。次にビールについて。1959年に清酒の生産量を越え急増していたがこれも1994年頃をピークにやはり減少し、2011年頃には発泡酒を入れても最盛時の約6割程度に減っている。製造業者については1994年までビールの最低製造数量基準があったため今でも知られているような大手業者に限られていたが、同年に酒税法が改正され数量基準が緩和(脚注)されたことで、小規模な醸造所で製造できるようになり、全国各地に地ビールメーカーができるようになった。現在、全国に約200者程度あるようだ。もちろんだからと言って生産量がどんどん増えるということでもないだろうが、我われ消費者としては色んな味が楽しめるというのは最高の幸せである。量より質、メジャーなものではなくほかとは違うものにようやく価値が見いだせる時代になった。酒、地ビールメーカには新たなチャンスの到来と捉えチャレンジして貰いたいと思う。
(注)1994年の改正酒税法
最低基準:2000kl以上→60kl以上、定義:2000kl以下の小口醸造所を地ビール
(参考)クラフト(Craft Beer)
小規模な醸造所でビール職人が丹精込めて造っているビール。Craftは職人などの特殊技術の事。
by bonjinan | 2015-09-20 19:55 | 企業・起業