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街路樹

街に彩りと安らぎを与えてくれる街路樹。
世界、日本の街ではどんな街路樹が植えられているのだろうか。
気候の違いが植生に違いをもたらすはず。
≪概観≫
「東京の神宮外苑(イチョウ)、名古屋の久屋大通り(クスノキ、ケヤキ)、仙台の定禅寺通り(ケヤキ)、パリのシャンゼリーゼ(マロニエ、プラタナス)、ベルリンのウンターデンリンデン(セイヨウボダイジュ)、ワシントンの国会議事堂前モール、ボストンのコモンウエルス・アヴェニュー、マドリッドのパセオ・デル・プラド(マロニエ、エンジュ)など例外なく複数の街路樹により縁取りされ、緑豊かな並木道として、明瞭な都市の軸線を形成している。平安京(ヤナギ、エンジュ)、横浜・日本大通り(イチョウ)、日本で初めての全都市的都市計画であった東京市区改正事業〈1888年)では、イチョウ、スズカケノキ、ユリノキ、アオギリ、トチノキ、トウカエデ、エンジュ、ミズキなどが街路樹として適切であるとして選定された。」 
石川幹子『国際交通安全学会誌』Vol.28 no.4 2004.2


≪日本の街路樹≫
日本の街路樹(2007年現在)、イチョウ57万本、桜49万本、ケヤキ48万本 (WIKIPEDIA)

≪沖縄、那覇の街路樹≫
フクギ(フクギ科)、リュウキュウコクタン(カキノキ科)、ホウオウボク(マメ科)、イスノキ(マンサク科)、ホルトノキ(ホルトノキ科)。ホウオウボクの花期は6~7月。

≪世界三大花木≫
カエンボク、ジャカランダ(以上、ノウゼンカズラ科)、ホウオウボク(マメ科、熱帯地方)

≪世界三大庭園樹≫
ヒマラヤスギ、ナンヨウスギ、コウヤマキ(都立林試の森公園の解説板)

≪世界四大並木樹種≫
プラタナス、トチノキ、ニレ、シナノキ

≪フランス・パリ≫
パリには5218の通りがあり、約1400の通りに街路樹が植えられ総数10万本と言われる。
ブーローニュやヴァンセーヌの森や公園の木を合せると全体で49万本と言われる。
パリの人口は220万人だから、パリ市民は4人に1本の樹木をもっていることになる。
現在、パリの街路樹として植えられている樹木は140種類にも及ぶ。
代表的なものは、プラタナス約40%、マロニエ15%、菩提樹10%、エンジュ9%、楓6%、トネリコ3%、ポプラ1.5%、楡1.4%、桐1%等である。(AGIJ フランス日本語ガイド通訳協会HP)

補足:ボダイジュのこと
釈迦が悟りを開いたのは、インドボダイジュ(クワ科)の下、中国、中国から伝わった日本では気候風土の関係から菩提樹と言っているものはシナノキ科の植物。西洋の菩提樹”Der Lindenbaum” は同じくシナノキ科。

≪イタリア・ローマ≫
ローマで良く見かける木、イタリアカサマツ(すべての道はローマに通ず。そのアッピア街道のが印象的、二葉松)、次はイトスギ(名前と違って実はヒノキの仲間)、オレンジも結構あるような気がする。これらはローマに限った樹木ではなくイタリア各地でみられる。イタリアの景観を特徴づける樹木。

≪ブラジル・ボルトアレグレ≫
ポルトガルの生物学者が世界で一番美しい通りと紹介したブラジルのリオグランデ・スル州の州都
ボルト・アレグレにあるゴンサロ・デ・カルバーリョ通りは、500mにわたって100本以上のローズウッドの巨木が並んでいる。

≪シンガポール≫
アンサナ Angsana(マメ科)日本名:インドカリン。
オーチャード通りを覆うように高く伸び木陰をつくっている。
シンガポールではほかに、レインツリー(マメ科ネムノキ亜科)が街路樹、庭木として見られる。ハワイではモンキーポッドあるいはアメリカネムノキと言われる(日本では、日立の樹、この樹、なんの樹で知られる)。多くの日本人がハワイに行くと日立の樹で記念写真を撮るので何か信仰の対象としている樹なのかと不思議がる人もいるという。

≪スペイン≫
スペインで良く見る街路樹、プラタナス、黄色いアカシア(セビリア)、キョウチクトウ、オレンジ、ユーカリ、ヤシ、オリーブ、アーモンド、ジャカランダ

≪南アフリカ・プレトリア≫
ジャカランダの並木道

≪台南≫
南国らしい真赤な花のホウオウボク(鳳凰木)

(補足)ジャカランダの小道
街路樹ではないが日本にもジャカランダの森があり小道がある(宮崎県日南市南郷町、花期は5月下旬~6月上旬)。また熱海にも「ジャカランダの遊歩道」が整備されているという。
by bonjinan | 2014-05-04 17:41 | 豆知識