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彼岸花@六義園

   お彼岸の頃に決まって咲く彼岸花。別名、曼珠沙華。
   仏教とゆかりの深い花で、曼珠沙華は『法華経』の「曼珠沙華・摩訶曼珠沙華」に由来。
   古代インドのサンスクリット語でマンジュシャカは赤の意、マカは大きいの意とか。
   赤くて大きい花ということで名前にあてたようだ。
   ちなみに彼岸花と呼ばれるのは江戸時代ころからとされる。
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   ヒガンバナ:ヒガンバナ科  英名:red spider lily
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   道の辺に咲く彼岸花 @六義園、藤代峠のふもと。
   群生している彼岸花も見事ですが草むらに静かに咲く彼岸花もまた趣深い。
   冒頭に仏教とのゆかりを書きましたが仏教との結びつきばかりかといえばそうでもない。
   万葉集には恋歌として出てくる「道の辺の壱師の花のいちしろく 人皆知りぬわが恋妻を」
   (作者不詳、柿本人麻呂歌集)
   壱師(いちし)の解釈には諸説あるようですが、彼岸花が有力候補とされている。
   著しく赤い花を恋心と結び付けたようだ。
   なお「いちしろく」は一番に著く、すなわち最高にきわだっているの意。
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   水辺に咲く彼岸花  @六義園、吹上茶屋付近
   話は変って彼岸花の葉っぱのこと。
   「彼岸花の呼び名に「ハミズハナミズ」というのがある。
   「葉は花を見ず、花は葉を見ず」の略。葉っぱは花の咲いた後に出て春に枯れる。
   お互いに出会うことがないことから「相思華」と書かれることもある。」
   (田中修『雑草のはなし』中公新書より)
 
       
     
by bonjinan | 2013-09-21 11:06 | 季節の花