京都紫野・大徳寺塔頭、瑞峯院を訪ねた。
瑞峯院は室町時代のキリシタン大名、大友宗麟が創建した寺。
特徴ある庭園が楽しめる。
独坐庭(方丈前):寺号、瑞峯をテーマとした蓬莱山式庭園。
荒波に打ち寄せられても雄々と独坐している蓬莱山の風景を表しているという。
ほかでは見られない荒々しい砂紋をつけている。
閑眠庭(方丈裏):写真の石列の方向に十字架が組まれている。
後方、中庭には灯篭があり灯篭を支える柱にも十字架が隠されている。
縁側をさっと過ぎると十字架が隠されているとは気づかない。
昭和の作庭家・重森三玲がデザインしたもの。重森氏は東福寺方丈庭園なども作庭している。