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京都・糺の森の新緑

  5月15日の加茂祭(葵祭)で知られる下鴨神社境内の森を「糺の森(ただすのもり)」という。
  謂れがありそうな名前だ。由来には諸説あるようですが、清らかな水が湧き出るところ
  「真澄(ただす)」からきたがその一つ。事実、雰囲気からしてこれがぴったりする。
  今、新緑がすがすがしい。
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    下鴨神社参道
    下鴨神社の正式名は賀茂御祖(かももおや)神社。
    上賀茂神社(正式名:賀茂別雷神社)とならび京都最古の神社とされる。
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    瀬見の小川
    境内には『方丈記』を著した鴨長明(1155-1216)ゆかりの河合神社がある。
    新古今和歌集には次の和歌が採録されている。
    「石川や 瀬見の小川の 清ければ 月も流れを たずねてぞすむ」 
    境内の静かな雰囲気はそうかも知れないなと思わせる。
    鴨長明『無名抄』には加茂社奉納の歌合せ会で詠われたこと、瀬見の小川とはいっても
    誰もが知る有名な小川ではなく判者から異論が出たことなどが書かれている。
    なお尾形光琳作、国宝「紅白梅図屏風」に描かれた小川は、本殿近くの御手洗池から流れ
    る御手洗川周辺をモチーフとして描いたものとされる。      
      
by bonjinan | 2012-06-06 12:04 | 旅、散歩