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バロック芸術の粋

先日4/18、NHK BSプレミアムで、極上美の饗宴「イタリア驚異の3D天井画~ポッツォのバロック~」が放映された。17世紀後期バロックに活躍したアンドレア・ポッツォ(1642-1709)がローマ、サンティニャツィオ教会礼拝堂の天井に描いた立体画≪聖イグナティウス・デ・ロヨラの栄光≫を紹介するものだった。かまぼこ型に過ぎない天井に、あたかも建物が空に向かってのび、大勢の人物が空中に浮き、あるいは飛び出してくるかのごとく描いているではないか。イリュージョンの世界をイリュージョンの世界だとも思わせないその完成された天井画をみれば、これぞバロック芸術の粋美と言いたくなる。バロックとは「ゆがんだ真珠」という意味のポルトガル語(barroco)に由来すると言われ、当初、「不揃いな、奇妙な、気まぐれな、・・・」といった否定的な意味合いで使われていたようですが、今日的には「劇的な、華麗な」表現様式として定着している。コンピューターシュミレーション、コンピューターグラフィック技術など無かった時代のことである、執念にも近い創意工夫に驚かされる。
参考:NHKホームページ
by bonjinan | 2012-04-21 12:30 | 文化・歴史