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電力料金値上げ

東京電力は電力料金を値上げせざるをえないという。
業務用で約17%、家庭用で10%台の値上げをしたいようだ。
ここ20年、わが国経済の低迷が続きコスト削減ばかりが叫ばれみえるコストを目の敵にしてきた。
電力料金値上げに直面してみると、改めてコストには見えないコスト、或いは隠されたコストがあることを
思い知らされた感じだ。物価が上がり経済への影響が大きいことを理由にして原発再稼働を急ぐことにな
るのか、或いはコストをコストと容認し新たな挑戦が始まるのか岐路に差し掛かっている。
昨日は原発のストレステスト(耐性評価)について検討する専門家の意見聴取会会場で混乱を生じた。
注目度の高い議論については少なくとも中継すべきであった。誰もが利害当事者だからだ。
また今日の新聞をみると、例えば地震について「地下の岩盤で想定する揺れ(ガル)と余裕(倍)」、および
結論としての「耐性は妥当と判断」が報道されているものの解説は全くない。検討の前提となる揺れの根拠
耐性倍率の算定方法についてはまったく触れられていない。報道としての中身がないのだ。
あれだけ信用を失った経産省原子力・安全院なのになぜ国民に分かってもらう努力をしないのだろうか。
原発事故発生後もっとも必要だったSPEEDI(放射性物質拡散予測システム)も公開されなかった。
国民に不安を与える案件、或いは素人に説明しても分かってはもらえないと思われたことは混乱を招くだけ
として公開されないのだとしたならば極めて遺憾だ。近年、正しい情報とそれに基づく理性的、合理的判断
を望んでいる人が多くなっていると思う。どうも政府はそうした流れを無視、或いは逃げているようだ。
by bonjinan | 2012-01-19 19:50 | 政治・経済