スペイン・プラド美術館所蔵「ゴヤ」展開催中(10/22~1/29)
人気はやはり≪着衣のマハ≫1800-07年。
≪裸のマハ≫1795-1800頃に続く作品。
モチーフは誰か?諸説あるものの明らかにはされていない。
ここでいう「マハ(maja)」は「小粋なマドリッドの娘」程度の意味のようだ。
予想もしていなかった題材の絵としては≪無原罪の御宿り≫1783-84年頃。
普通マリア様は三日月にのっているのだがゴヤのは地球?に乗っている。
マリア様をより身近な存在としたかったのだろうか。
参考:
無原罪の御宿り関連ブログ
天気も良く、美術館前庭におかれたロダンの彫刻を鑑賞。
≪地獄の門≫1880-1917年
ダンテ『神曲』の「地獄篇」に登場する地獄の門をテーマにしている。「この門をくぐる者は一切の希望を捨てよ」という詩句に、苦悩に満ちた人々を彫っている。普遍的に有する人間の悩みを表現しているという。≪考える人≫はこの作品の一部として門の上に彫られている。
≪考える人≫1902年
≪カレーの市民≫1888年
百年戦争時の1347年、イギリス海峡フランス側の港カレーが1年以上にわたってイギリス軍に包囲され(カレー包囲戦)た際、自己犠牲精神で臨んだ高貴な6人の市民を表現している。
ちょっと足を延ばして芸大へ
≪バルザック記念像≫1897年
参考:
ロダン関連ブログ