原発事故とその影響について、やたらと紛らわしい言葉が使われてきている。
「可能性はゼロではない」「否定はできない」・・・。
「可能性はゼロではない」について言えば理屈では0以上~100%の確率
だが受け取る側により想定する確率は大きく違ってくる。
聞く側の理解が伴わない場合、聞く側が発言者を信用していない場合には
限りなく100%に近いと受け取る。避けるべき表現だ。
確率を表現するならば、想定される最悪と最善、最もリーズナブルと考えら
れる確率を丁寧に説明必要がある。
いずれにせよ重要な事を伝える場合「二重否定の表現」を使ってはいけない。