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「想定外」という言葉

ここ十数年「想定外」という言葉が安易に使われるようになっていた。人畜無害のことであれば許されるが今回のような原発事故に直面してみるととても使えない。考え方次第で防げた人災だからだ。
土木学会など3学会は「安全に想定外はない」と東電や政府に苦言を呈した。自責の念もあって出された声明だろうと思う。今は事実、原因をつまびらかに調べ次のステップに踏み出す判断材料を提供してもらうことしかない。自然災害をどこまで想定したのかの検証、構造的強度、事故発生後の初動ミスはなかったかなどの点検も重要になる。
参考①:@Niftyニュース3/26J-CAST配信(想定外を言い訳に使うな)
参考②:土木学会ホームページ
参考③:東洋経済ホームページ(指摘されていた原発への不安)
参考④:WSJ.com 3/28(③同様の内容を伝える記事)

同じくポータルサイトj-cast.ニュースをみていましたら倫理学者竹内整一氏の記事があり寺田寅彦の言葉を紹介していた。「人間の力で自然を克服せんとする」西洋の近代科学のあり方は、そのままでは、日本の「自然」には合わない、「自然の神秘とその威力を知ることが深ければ深いほど人間は自然に対して従順になり、自然に逆らう変りに自然を師として学び」、そこから「慈母の慈(いつくしみ)」「恩恵」といったものを受けることができるはずだ」と。自然災害が多いわが国にとって身に染みる言葉だ。同記事では「不可抗」の言葉の意味合いも述べている。
出典:J-CASTニュース3/26(不可抗力の威力を受けとめながら、なおしなやかに言生きる)

参考:日経Web刊(3/27現在の原発の状況)
by bonjinan | 2011-03-27 11:04 | 文化・歴史