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シルバー民主主義

今日の日経新聞で「シルバー民主主義」を取り上げている。
60歳以上が総人口に占める割合は約3割だが、09年度衆院選の投票者に占める割合でみると約41%に
跳ね上がる。即ち高齢者の利害が優先されがちとして生まれた言葉のようだ。
近年何かと高齢者は社会のコスト、経済活性化のブレーキ要因とみる風潮が強く残念だ。
高齢化社会に向けてネガチーブな側面を捉えるときりがなくポジチーブな側面、可能性を引き出せば社会
全体を活性化する原動力になる。
例えば、①ここ数年であらゆる組織で急速に世代交代が進む。重しがなくなり若い人が思うようにできる時
代が到来する。毎年約100万人レベルで労働人口が減り人件費も下がる。経営的には余裕すらでてくるだ
ろう。人材不足すら起こる。
②高齢者は年金だけでは生活レベルが維持できないから年金+αが確実に社会に吐き出される。
景気の下支えであると同時に地域活性化にもつながる(平日の観光地をみれば一目瞭然、高齢者が圧倒
的に多い)等々。
③核家族化に歯止めをかけ低成長時代に向いた家族の姿も描けるかも知れない。
年をとるほどに損得勘定抜きに明るい社会を願うものだ。タイガーマスク運動もおそらく明るい社会になって
欲しいという高齢者の気持ちからではないかと思う。
問題なのは、高齢者が元気で過ごせるかどうかだ。この前提が崩れると医療費の急激な増加、若い人へ
の負担、地域活性化もおぼつかないなどそれこそ悪いスパイラルに入ってしまう。高齢化社会という避けて
通れない道を世代間の利害としてではなく、若い人は若い人で、年寄りは年寄りで社会を活性化する、しな
ければならないかたまりであるとの認識が必要だ。
by bonjinan | 2011-01-11 20:46 | 政治・経済