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極地研「南極・北極科学館」見学

国立極地研究所「南極・北極科学館」(東京・立川市)がオープンした。
時節柄、コンパクトな科学館になっているが、南極がどのような世界でどんなこと
が分かってきているのか、知らない世界をのぞいてみた。

科学館
館内には歴史、昭和基地、大気・氷、オーロラ、岩石・隕石、生物などあり。
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氷床掘削用ボーリング
南極の氷は厚いところで4000mもある。ボーリングすることで数十万年にわたって
降り積もった雪の氷(氷床コア)に閉じ込められた空気を分析できる。
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氷床コアから分かる氷期・間氷期サイクル
サイクルは10万年毎に繰り返されている。最近の研究では北半球高緯度の夏期
日射量の変動が気候変動のトリガーとなるとのミランコビッチ理論(難しいので省略)
を支持する結果がえられているという。
表の説明:右に行くほど昔、黒・日射量、赤・気温、青・二酸化炭素濃度。
日射量、気温、二酸化炭素濃度は連動していることが分かる。
これから先どうなるか?万年スケールでは寒氷期に向かうのだが。
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南極に残る超大陸ゴンドワナの証拠
約2億年前まで、南極大陸はアフリカ、南アメリカ、オーストラリア、インドと一つの
大陸を形成していた。しかも当時の南極は赤道付近にあった。
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南極大陸の岩石を調べると離れた大陸と共通の岩石がある。
例えば、スリランカで採れるサファイア、ルビーなども南極で採取される。
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約2億年前、南極は赤道付近にあった。その証拠にシダ類などの化石がでる。
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南極は隕石の宝庫
隕石は燃え尽きない限り地球上のどこにでも落下するが、南極大陸は氷に覆われ
ているから発見し易く、風化されないで残っている。
写真は鉄隕石で母天体からのもの。
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南極のペンギン
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何でもそうですが、現物を見るのが一番。
本を読んでいても中々実感が伴わないものですが、こうしてみると分かったような
気にはなる。
by bonjinan | 2010-07-29 10:13 | 旅、散歩