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日舞&京劇

日舞、京劇・日舞のコラボレーション劇を観て参りました。
日本舞踊(別名、歌舞伎舞踊)と京劇の類似と相違までレクチャーいただきとても良い
舞台、時間(@慶応日吉、藤原洋記念ホール)でした。
【演目】
西遊記 三蔵絶対絶命!(京劇・日舞コラボ)
三番叟・藤娘(日舞)
【出演者】
石山雄太、盧思(ろ・し)、張清恵(チャン・チンホイ)、藤間恵麿ほか

(追加)京劇あれこれ(2014.12)
京劇は北京の劇だから京劇。中国各地には様々な伝統演劇があり約200以上。
伝統演劇ではあるが歴史は約200年。清朝末期。
京劇は舞台美術をあまり使わないため、做(しぐさ)で内容を象徴する。
例、髪の毛を回す;追い詰められて困った。
歌舞伎と同じく役柄により臉譜(れんぷ、歌舞伎の隈取)を行う。色が人物の性格を表す。
例.白:腹黒、陰険、白地に黒:勇敢、黄:短期、粗暴、赤:忠義者、金銀:妖怪
京劇は歌舞伎に似ているが、オペラに近い。
中国語の声調が分からないと歌を理解するのが難しい。
京劇の唄は西皮と二黄の二つのメロディーを持つ。
京劇成立以前に行われた代表例は崑曲。400年前に江蘇省の崑山で成立。
笛が主要楽器で多くの組曲も用い優雅で知識人に好まれる。
崑曲がハイカルチャーとすれば京劇は大衆芸能。
(大学市民講座、慶大山下准教授講義より)

追加:日本人の色彩感覚
日本の古代の色は赤、黒、白、青の4色であった。隈取の赤は人間の血気とともに邪悪を退け再生を果たす力を、黒は悪、怨霊など死、恐怖、災厄、暗黒を表象している。白は原則として善人をあらわすが、その上に線条の隈取を施すことによって悪人にもなれば、妖怪、亡霊などすべての役柄に転化する可能性を秘めている。白はそのままでは素であって清浄をあらわしているが、すぐにあらゆる役柄に転化できるという点では無限の再生の活力を蔵した色である。青は古代では死とむすびついていた。青色を多用したとき隈取は怨霊、鬼畜、実悪など、死や恐怖、悪などを表現して、黒色とほぼ重なっている。
引用:諏訪春雄『歌舞伎の源流』吉川弘文館、2000.6
by bonjinan | 2010-03-02 06:11 | 文化・歴史