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坂本龍馬ゆかりの地、立会川散歩

坂本龍馬(1835?-1967)ゆかりの地の一つ京急・立会川駅周辺を歩いてきました。
まず龍馬と立会川駅周辺(品川区東大井)の関係を簡単にみてみようと思います。
1853年4月
龍馬身を立てるべく剣術修行のためとして藩の許可を得て江戸に。
北辰一刀流の創始者・千葉周作の弟・定吉の道場(現神田岩本町あたりにあった)に入門。
同年6月
ペリーが開国を求めて浦賀に来航。
幕府は江戸湾岸に藩邸を持つ諸藩(土佐藩は品川に下屋敷があった)に警備を命じた。
土佐藩は江戸詰の藩士を動員した。
修行中の龍馬も「臨時御用」として9月まで警備の一員として務めた。
まさに品川は歴史に残る龍馬活躍のスタートの場所であった。
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坂本龍馬像:写真でみる龍馬の風貌が伝わってきます。
1953年9月、龍馬は父・八平宛ての手紙で「異国船処々に来り候へば 軍も近き内と奉存候 其節は異国の首を打ち取り 帰国可仕候」と書き送った。

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土佐藩下屋敷入口付近:立会川の東、東海道の北一帯辺りが屋敷だった。

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土佐藩鮫洲抱屋敷、浜川砲台跡(立会川の江戸湾河口):龍馬はここで警備にあたった。
今は浜辺の柔かい土地を埋めた石がその面影を残すだけ。

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勝島運河としながわ花海道:かつては運河ではなく江戸湾であり外国艦船が迫ってくるかも知れない外国とつながる海であった。

追加「坂本龍馬誕生地」
坂本龍馬(1836-1867)は、父・八平、母・幸の二男として、現在の高知県高知市上町一丁目で生まれた。坂本家(土佐藩郷士)は豪商才谷屋の分家で、多額の財産を分与されたこともあって非常に裕福な家庭だった(Wikipedia)。現在この地は上町病院、龍馬の宿ホテル南水となっている。敷地としてはかなり広かったことが窺い知れる。なお上町病院横には「坂本龍馬誕生地の碑」があり、近くには「高知市立龍馬の生まれたまち記念館」がある。

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写真は記念碑の建つ上町病院付近。右端に暗くて良くみえないが記念碑。

by bonjinan | 2010-01-31 19:39 | 旅、散歩