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リーマン破綻から1年、何が変わったか

米証券4位だったリーマン・ブラザーズが08年9月15日に米連邦破産法の適用を
申請してから1年経った。09年1~3月期を底にして回復しているものの在庫調整、
財政出動によるものと思われ自立的回復過程に入ったとは判断されていない。
主要経済指標をみると、特に問題なのが景気の先行指標である設備投資が全く
回復していないこと、および雇用が回復するどころか悪化していることにある。
企業は損益改善に躍起になっており、最重要案件は固定費削減になっていること
を示している。ここにきての円高もこの動きに一層拍車をかけている。
景気回復の原動力は家計の改善にあるが上記動きからはまったく期待できない。
新たな価値の創造による新規需要の開拓以外にないのであるが、残念ながらその
兆候がみえない。
最近、商品市場への投機的動きが指摘されている。あるところにはあるお金を新規
分野にどう引き込むか、政策もさることながら企業の新たな動きに期待したい。
量的回復を期待し固定費削減で動く企業からは国内経済には関係のない海外移
転の答えしかないだろう。
(主要経済指標)
・実質GDP:557.0兆円(08.7~9)→520.7(09.1~3)→523.6(09.4~6)
・鉱工業生産指数:103.6(08.9)→69.5(09.2)→82.6(09.7)
・輸出額:6.6兆円(08.9)→4.1(09.2)→4.3(09.7)
・完全失業率:4.0%(08.9)→5.7(09.7)
・設備投資(前期比):+5.0%(08.9)→-28.0(09.6)
by bonjinan | 2009-09-15 20:40 | 政治・経済