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元気な築地、小歴史散歩

銀座から晴海通りを隅田川に向かって歩くと、左に歌舞伎座、築地本願寺、右に築地
場外市場・東京中央卸売市場、さらに進むと墨田川・勝鬨橋に至る。
高級感溢れる銀座から一気に江戸の風情を残した活気ある築地へ、このコントラストが
何とも言えない魅力です。外人さんにも人気があるわけです。
特に、築地市場は早朝から人・車がひしめく。世の中、不況とはいえ「腹が減っては戦
ができず」、東京の胃袋を満たすため、皆さん元気に働いていてくれる。
頼もしい限りです。私まで元気が貰えそうです。そんな築地の今と昔を楽しみたい。
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  歌舞伎座:121年の伝統と歴史を刻んできたが、改築のため来年4月をもって休館。
  掲示板には「歌舞伎座さよなら公演、平成22年4月まで、あと233日」とあり。
  九月公演夜の部では歌舞伎18番の内、勧進帳が演ぜられている。
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  築地本願寺:正式には「浄土真宗本願寺派本願寺築地別院」。
  1617年、京都・西本願寺別院として浅草橋近くに建立されたが、1657年(明暦3年)
  江戸三大大火の一つ、本郷丸山・本妙寺が火元となった明暦の大火(振袖火事)に
  より消失。佃島の門徒が海を埋め立て現在地に再建、これも1923年の関東大震災
  で消失。1934年、古代インド様式の石造りで竣工、現在に至っている。
  ご本尊は聖徳太子御作と伝えられる阿弥陀如来様。
  誰でも入れ、私も朝の読経を聴かせて頂きました。外人さんも多数おられました。
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  築地場外市場:朝から大賑わいの「もんぜき通り」。西本願寺が準門跡寺院である
  ことから、江戸時代より「築地の御門跡様」と言い、築地本願寺から連なるこの通り
  (現、新大橋通り)を門跡通りと呼んだ。そのなごりが見られます。
  ちなみに広重「名所江戸百景」では築地本願寺を「築地門跡」と記している。
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  東京中央卸売市場:元は日本橋にあったが、関東大震災以後に築地に移ってきた。
  東京都は豊洲への移転を計画していますが、東京の元気の源としての有形無形の
  価値があるようにも思います。セリが終り運搬車が頻繁に行き交う。
  市場脇には「魚河岸水神社遥拝所」がある。本殿は神田明神境内。この社も市場と
  共に移ってきているが、築地魚市場の守護神”水神(すいじん)さま」として崇敬され
  ている。境内の「旗山(はたやま)」碑は日本海軍発祥の地であることを記している。
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  勝鬨(かちどき)橋:築地と月島の間を渡していた渡船場が、1905年の日露戦争
  での戦勝を記念し「勝鬨の渡し」と命名された。はね橋となったのは1940年。
  1970年からは大型船の通航がなくなったこと、交通渋滞緩和のため、あかずの橋
  となっている。東京都選定歴史的建造物。
  近くには、東京築地運上所跡(旧税関)、電信創業記念碑、福沢諭吉の開いた私塾
  跡など見所がたくさんあり。
by bonjinan | 2009-09-10 17:28 | 旅、散歩