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横浜の歴史的建造物めぐり

今年、横浜は開港150周年。異国情緒あふれるミナト・横浜の歴史的建造物めぐりを楽しんできました。欧米様式を採り入れながらも日本の街並みに違和感を感じさせないどころか、今日に至ってもなお精彩をはなっている。これら建造物を設計した先人たちの感性、エネルギーに敬服します。
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赤レンガ倉庫
大さん橋ふ頭から望む赤レンガ倉庫。目の前の客船は商船三井の”にっぽん丸”。
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横浜税関(1934年竣工)
大さん橋からまず眼に入るのがクイーンの塔。緑青色のドームが特徴。モスクの尖塔ようにもみえます。開港記念会館のジャックの塔、県庁のキングの塔と並び入港する船員からトランプの三塔として親しまれてきたという。
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開港記念会館(1917年竣工)
開港50周年を記念して建てられたもので国重要文化財。
赤レンガの時計塔がジャックの塔と呼ばれシンボルとなっている。この地は、岡倉天心の生誕 (1862年)の地、横浜町会所跡、横浜商工会議所発祥の地でもでもある。
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大正ロマンの香りがするステンドグラス(上記館内)
意外と知られていないのがこのステンドグラス。
我が国で最初の大型ステンドグラスのようだ。写真の絵柄は、1860年、日米修好通商条約批准書交換のため幕府の遣米使節団が乗船した米軍艦ポーハタン号だといわれている。
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神奈川県庁(1928年竣工)
五重塔を連想させる帝冠洋式でまさに王様の風格をもつことからキングの塔と呼ばれている。この地は神奈川運上所跡(神奈川奉行の下、関税と外交事務を行った)。
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神奈川県立歴史博物館(1904年竣工)
旧横浜正金銀行(合併前の東京銀行の前身で貿易金融と外国為替に特化した銀行)の本店本館ドームを戴いた古典主義的様式は日銀本店などと並び明治時代を代表する洋風建築で国重要文化財。八角形のドームとコリント式の柱が外からみた特徴といえる。
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横浜郵船ビル、日本郵船歴史博物館(1936年竣工)
正面に16本のコリント式の列柱が並ぶアメリカ古典主義洋式の建物。館内は日本郵船の歴史というより我が国の商船の歴史が展示されている。
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館内は当時流行したアール・デコ様式の装飾
こんな中で仕事ができたらさぞかしプライドを持ってきびきび働けるでしょうね。
展示では北米航路の豪華客船がもたらしたジャズの歴史コーナーもあり。
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1872年、日本最初のガス灯が馬車道通りに灯されたのを記念して同じ通りに設置された。
英国国会議事堂・ビクトリアタワー近くのガス灯と同じモデル。
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横浜開港資料館:写真は旧英国総領事館(1931年竣工)側入り口。
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資料館の中庭にある通称”玉楠の木”と呼ばれるタブノキ。1854年、この木の近くに設けられた応接所で日米和親条約が締結された。
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横浜海岸教会(1872年竣工):日本最初のプロテスタント・キリスト教会。
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ホテルニューグランド(1927年開業)
関東大震災(1923年)で焼け野原となった横浜復興の証として今でいう第3セクター方式で資金を集め建てられた。我が国クラシックホテルの代表格で、チャールズチャプリン、ベーブルースなど世界のVIPが宿泊している。特筆すべきは、終戦の1945年、連合軍最高司令官ダグラス・マッカーサー元帥が、厚木飛行場に着陸するやいなやこのホテルに向かったという。元帥は司令官として来日する前2度来日しており、ジーン夫人との新婚旅行の宿泊先でもあった。
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ホテル内部は重厚な装飾が施されている。
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ホテルの中のパティオ。宿泊者にはほっとする空間でしょう。  

追加:2012.7.19ブログ「マッカーサー記念室」            
by bonjinan | 2009-07-04 21:39 | 旅、散歩