安芸の宮島。海に浮かぶ世界遺産・厳島神社、霊峰・弥山の麓に広がる神社仏閣
山歩きを楽しみました。ほとんど徒歩で歩ける範囲にありながらそれぞれに味わい
深く、時間の過ぎるのも忘れるくらいでした。

宮島口から航路、宮島桟橋へ。大鳥居は海の中、良く写真に出てくる風景。
左に見える大きな建物が千畳閣、その後ろに五重塔。

千畳閣:1587年、豊臣秀吉が戦没将兵供養のため建立に着手した。
入母屋造りの大経堂。秀吉の死去により建設は中断したままというが千畳
というだけあって内部はかなり広い。
隣には、絢爛豪華な朱塗りの厳島神社五重の塔があり。

厳島神社:593年創建。1168年、平清盛によって現在の規模に造営される。
寝殿造りの壮麗な社殿。訪れた日の満潮は9時頃、11時頃でしたので潮が
かなり引いています。弥山とともに1996年世界遺産に登録されている。

大本山大聖院:真言宗御室派(総本山、京都・仁和寺)の寺。写真は仁王門。
空海が宮島に渡り、弥山の上で修行をして806年に開基したといいますから
1200年の歴史を有する。明治の神仏分離令までは宮島の総本坊だった。
宮島といえば厳島神社ですが、ここを歩くと改めて宮島の奥深さを感じます。

潮の引いた大鳥居:2時半頃、そろそろ干潮の時間。満潮の時と干潮の時
では約大人の背丈位の差がある。