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公益資本主義

財務省参与の原丈人氏*が米国型金融主義(株主資本主義)を否定し公益資本主義を提唱されている。短期売買を繰り返す投機家が会社の内部留保を配当のかたちで収奪し、売却益が出るとみるや売り抜ける。結果として、脆弱な企業が残るだけ。会社とは事業を通じて社会に貢献し、その結果として得た利益を株主に還元するもの。より多くの人が幸福になる仕組みとしての公益資本主義を提唱されている。具体的活動としてバングラデシュで現地NGOと共同で最先端無線技術、画像圧縮技術を活用したIT網構築事業への取組みが紹介されている。国により税制が異なるため、バングラデシュの例がそのまま我が国において適用されるものではないが、これを機会に世界の見本となる日本版資本主義を発信して貰いたい。別項で書きましたが、新しい価値の創造、公益性を抜きにした投資など投資に値しないはずです。短期売買については譲渡益課税(500万円以下10%)を大幅に引き上げ、例えば3~5年以上保有の場合には半減する等の税制改革も考えられます。株価が企業活動の有力指標であることまでは否定しませんが、株価が上がってきたから景気が良くなってたで終わって欲しくないものです。健全な投資活動を通して、社会の活性化に参画していると実感できるような制度改革を望みたい。参考:週間ダイヤモンド09.4.11号記事、原丈人「国富論」平凡社(2007年)
by bonjinan | 2009-04-14 20:52 | 政治・経済