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三方よし

今日NTVの番組で、年末の今年の漢字でも有名な清水寺の森貫主と長島一茂氏の対談の中で、森貫主から”三方よし”のお言葉があった。何か”変”になっている昨今を評するに、真に言いえて妙なるお言葉でした。
三方よしの原典は近江商人(麻布商)だった中村治兵衛宗岸が養嗣子への書置きの中の一節から来ていると言われ、近江商人の心得、今風には経営理念として伝えられている。「売り手よし、買い手よし、世間よし」は正に不況に悩む経営関係者に、ビジネスを原点から見直してくださいと言っているようです。 売り手よしは適正な利潤取得により企業が存続し得ること、買い手よしは顧客満足を得ること、世間よしは企業の社会的責任を果たすことと考えることができ、経営の普遍的要件を包含しています。バブル景気に浮かれいる時は、知らず知らず利益の最高記録が最大の目標となり、顧客満足も社会的責任も軽く考えていたのです。 しかし減益になるとまた増収総益が最大課題になってしまいます。いつになっても自分中心に考えているだけになっているのです。現在、市場原理主義そのものに内臓する問題点も指摘されるようになっています。社会的責任をもっと広く捉え、本当にビジネスそのものが世の中の役に立っているのかどうか、改めて点検する時期になっている。 
by bonjinan | 2009-02-08 00:07 | 企業・起業