科博付属自然教育園(港区白金台)を歩いてきました。
春の妖精(Spring ephemeral)と言われるユキワリイチゲ、セツブンソウなどが見ごろでした。
武蔵野の自然がほとんど開発されぬまま残された自然教育園。
その一角に雑木林に囲まれた武蔵野植物園があり街中の公園では見られない自然のままの山野草を見ることができます。以下、春の妖精たちです。
ユキワリイチゲ(雪割一華):キンポウゲ科イチリンソウ属(アネモネ属)
特徴:淡い紫色で花びらと見えるのはがく片。地下茎で増える。葉っぱは汚れたように見える。
名前の由来:雪を割って出てくるイチゲ(一華=一輪の花、イチゲは一輪草の別名でもある)による。
花言葉:「幸せになる」とか。
セツブンソウ(節分草):キンポウゲ科セツブンソウ属
特徴:花びらに見えるのはこれもがく片。1.5cm程度のとても小さな花。地下茎で増える。
名前の由来:名前の通り節分の頃に咲く。
写真は入口付近の路傍植物園で撮ったものです。
フクジュソウ(福寿草):キンポウゲ科フクジュソウ属 別名:ガンジツソウ(元日草)
特徴:日光が当ると開き陰ると閉じる。フキノトウと違って全草毒性を有する。
(参考)イチリンソウ(一論草)
(参考)自然教育園の隣の東京都庭園美術館