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政治の混乱はなぜ起こる

政権交代以降、政治の混乱が続いている。与野党対立に政権政党内の内紛が加わり収拾のつかない
状態にある。権力の追及が目的化し感情むき出しの争いとなってきた感がある。
かつて福沢諭吉は『文明論之概論』で「西洋の人は知恵に不似合なる銘説を唱えて不似合なる巧を行う
者なり。東洋の人は知恵に不似合なる愚説を吐て不似合なる拙を尽くす者なり」と述べた。
後日、脱亜論として非難もされるのであるが、今の政治状況をみていると今も新鮮に思えてくる。
まさにマイナス・サムの世界だからだ。政治家を志向する人々は何らかのかたちで権力の座に就くことを
自己実現と捉えた人たちと考えれば理解はできるのだが、理解できても国民には迷惑な話だ。
なぜこうなってしまったのだろうか。佐々木は、政党の中に衆議により政策を磨き上げるプロセスがないこ
とを指摘するがその通りだ。またそのプロセスがないから将来のトップリーダーとなるべき人物を見抜き
自分の役割を自己認識するプロセスがないことから生じる混乱なのだ。最近、トップリーダーが選ばれて
は不満がでるのは、選ぶ人たちに人を視る目がなく選ぶ基準が動機不純だからであり、選ばれたトップリ
ーダーになすべき仕事(役割)が鮮明にイメージされていないからだ。
参考:佐々木毅『政治の精神』岩波新書(2009.6)
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by bonjinan | 2011-05-30 16:40 | 政治・経済 | Trackback

放射能汚染水を浄化する粉末、その後?

約1ケ月前、金沢大学の大田教授と汚水処理剤のクマケン工業(秋田県)が汚染水から放射性物質を吸着
し沈殿させる粉末を開発したと発表した。今回の原発事故の対応では国産技術がなかなか出てこなく寂し
い思いをしていたが「新凝集剤では1000トンの汚染水を1時間で処理でき、仏アレバ社の性能は1時間当た
り50トンの処理だから20倍の優れもの」。その後、採用等どうなったのだろうか。

詳細:クマケン工業ホームページ(関連記事)
参考:asahi.com(5/27原発汚染水処理1㍑210円)
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by bonjinan | 2011-05-29 09:19 | 企業・起業 | Trackback

東電、注水中断を撤回

東電は福島第一原発1号機の海水注水の一時停止問題に関して、事実としては
注水を継続していたと訂正発表した。東電本店のこれまでの発表は何だったのか。
政府からの政治的圧力と東電本店の政治的思考体質で表向きの発表がされてきた
わけだ。事実を離れたところで議論されてきたのだから恐ろしい。
参考:NHKニュース
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by bonjinan | 2011-05-26 20:10 | 政治・経済 | Trackback

生田緑地ばら苑@川﨑

春と秋に公開される「生田緑地ばら苑」に行ってきました。
多摩丘陵の雑木林に囲まれた苑内にはバラの匂いがほのかに漂っています。
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 ばら苑のバラは約530種4,700株とのこと。
 色、形の違うバラが楽しめます。
 以下、何点かピックアップしまた楽しみたいと思います。
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 「のぞみ」:日本庭園にも合いそうなミニバラです。
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 「マスケラード」:マスケラードは仮面舞踏会の意。花色が異なる。
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 「サラバンド」:花弁が一重に近く一見バラではないようにもみえます。
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 「ワイヘンステファン」:もっとも整った感じのバラです。
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 「ダブルデライト」:「バラの殿堂」入り品種。グラーデーションが美しい。
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 「カクテル」:たくさんあると豪華です。
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 「ピエール・ド・ロンサール」:「バラの殿堂」入り品種。花弁が何枚もある。
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 「ハマナス」:バラではありませんがバラ科です。バラの匂いがします。

参考:生田緑地ばら苑ホームページ
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by bonjinan | 2011-05-25 18:58 | 旅、散歩 | Trackback

4月の貿易、4637億円の赤字

財務省が今日発表した4月分貿易統計(速報)によると4637億円の赤字。
輸出5兆1557億円に対して輸入5兆6194億円。
輸出の主たる減少品目は自動車、半導体。
輸入の主たる増加品目は石油製品、原粗油、液化天然ガス(LNG)。
輸出は東日本大震災による影響、輸入は世界的なエネルギー高による。
予想されたとはいえ5月以降どう回復していくのか様子をみたい。
なお直近では1月▲4794億円、2月+6503億円、3月+1894億円だった。
出典:財務省ホームページ(貿易統計)
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by bonjinan | 2011-05-25 17:54 | 政治・経済 | Trackback

紛らわしい表現

原発事故とその影響について、やたらと紛らわしい言葉が使われてきている。
「可能性はゼロではない」「否定はできない」・・・。
「可能性はゼロではない」について言えば理屈では0以上~100%の確率
だが受け取る側により想定する確率は大きく違ってくる。
聞く側の理解が伴わない場合、聞く側が発言者を信用していない場合には
限りなく100%に近いと受け取る。避けるべき表現だ。
確率を表現するならば、想定される最悪と最善、最もリーズナブルと考えら
れる確率を丁寧に説明必要がある。
いずれにせよ重要な事を伝える場合「二重否定の表現」を使ってはいけない。
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by bonjinan | 2011-05-24 22:47 | 生活 | Trackback

原発事故は初動ミスで大きくなった?

原発事故に絡み、水素爆発前のベント遅れ、海水注入開始後の注入一時中断など報道されている。
済んでしまったことだが、チェルノブイリに並ぶ大事故になった以上、事実をきちんと検証し情報公開し後世
に伝える義務がある。またこうした事故は影響の大きさに違いはあっても通常活動の中でどこででも起こり
うることなので経験を踏まえて書いてみようと思う。先ず事故対応で一番重要なのは初動だ。その後の対応
方法、影響を決定づける。多くの失敗は、現場が要領よく状況報告できない、あるいは逆に現場が迅速に
行動しなければならないにも関わらず組織が硬直化していて報告と指示待ちに多くの時間を使い肝心要の
対策に集中できていないことから生じる。現場と最終責任者との間で役割分担を明確にしておくこと、関係
者間で「GO/STOP/何時までWAIT」のデジタルな会話に慣れておく必要がある。日ごろからの訓練が重
要だということだ。緊急事態には最終責任者が即断できない場合もある、現場判断に任せる度量、信頼関
係があるかないかにもよる。今回の事故の場合、東電の現場、東電幹部、政府が重層構造であるために
的確に情報交換ができなく、かつもっとも専門知識がない首相が陣頭指揮に立とうとしたことによる遅延を
どうしても否定できない。想定されることとして、首相が報告がないと怒っているとか、〇〇と言っているよう
だとか、政府が重要な会議をしているとか、・・・こんな話が伝わっただけですべて行動を鈍らせてしまう。
怒っているといえば指示により動けと解釈されるだろうし、〇〇と言っているようだと伝われば命令と受け取
られる。重要会議と言えば沙汰あるまで待とうとなる。結局、最高責任者はこうしたことが起こることを踏ま
えて発言、行動をしなければならないということだ。緊急事態に於ける表現方法、実務を考えた組織、指示
・命令ルートに多くの問題があるのだと思われる。

2014.12.21
NHKスペシャルで「メルトダウンFile.5 知られざる大量放出」が放送された。
(要旨)放射能(ヨウ素131、セシウム137)が大量放出されたのはこれまで、3/11~3/15の間に起きた1~3号機の冷却機能喪失からつながるメルトダウン、水素爆発(2号機は格納容器損傷)によるものと考えられてきた。その後の調査の結果、①最初の4日間の放出は全体の25%に過ぎず、残り75%は3月末まで(特に3/21頃まで大量に)放出され続けていた。3/15以降何が起こっていたのか?危機は続いていた。②消防車による消火用配水管を通しての格納容器への注水を継続していたが、電源喪失により配水管の途中にあるポンプが作動せず、消防車から毎時30トンの水を送出していたものの実際に到達したのは1トンに過ぎなかった。僅かな水量であったため、これがかえって仇となった。メルトダウンしている約43%の高温の燃料に水がかかり高温水蒸気となり、格納器を覆っている金属と化学反応しさらに高温となり、核燃料から大量の放射能を水蒸気とともに放出し続けた。③3/15午後から16日朝にかけ3号機格納容器が爆破しかねない高圧状態になりベントを実施したが、これがスムーズに排出されず、30メートルにわたる地下配管で水として溜り、5回目のベントで一気に排出された。本来、ヨウ素131は配管に付着し、フィルターの役割りを果すはずだったが機能しなかった。結果として同時間帯に、全体の約10%(75%の内数)が排出された。④3/16、上空からの観察で、4号機の燃料プールの水が残っているのか、いないのかが問題となった(もし大量に燃料が保管されている燃料プール全体がメルトダウンするようなことになれば東日本全体が放射能汚染される)。現場ではまだ水は残っていると判断し、電源復旧によるポンプからの注水を考えた。これに対して、米国、官邸、東電本社は最悪事態を想定し水は僅かしかないとしてキリンによる注水を現場に指示した(この時点からトップダウン指示になった)。⑤結果としてみれば、放射能の大量放出が止まったのは、電源が復旧し注水が安定化してきた3/21以降であった。なお21日には南向きの風が吹き関東一円にも放射能が飛来し降り注いだ。(所感)常識の罠に嵌っていないか、情報が希薄な中で的確な判断するにはどうすべきか、危機に際しての指示系統をどうするのか、・・・考えさせられるレポートだった。
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by bonjinan | 2011-05-22 21:01 | 政治・経済 | Trackback

震災復興のあり方

復興のあり方については議論百出の状態だが時間だけが過ぎている。復興を元気な日本を取り戻すきっ
かけにしたいとの思いは誰しももっていると思うが、誰がそれを取りまとめようとしているのか今もって分か
らない。復興会議がその役割を担っているのだろうがどこまで実効性のある提言になるのだろうか。
しかしまたこの間、政権、政治は何をしようとしているのだろうか。国と地方の役割分担を決め具体的検討
を進めているのだろうか。地方には地方の思い事情があるだろうからそれが一番重要だと思うのだが。
地方からの情報発信が少ないのが寂しい。ただ忘れられている論点は、被災された皆さんにとってみれば
先のことよりまず当座の生活設計ができるようにして欲しいというのが実情だろうと思う。復旧が長引けば
長引くほど生活再建への焦りが増しその場の動きが重みを増してくるということだ。復旧を急ぐと同時にそ
れを復興につなげる必要から大枠のガイドライン創りはやはり急を要しているといえる。

思い出した言葉:ハーベイロードの前提
かの有名な経済学者ケインズの柱となる経済理論は総需要管理政策。不況の時には財政支出を増やし景
気が過熱した時には支出の削減増税すると言った政策だが、多くの疑問を持たれていた。その疑問の根底
にあったものはエリートが状況を正しく把握し合理的な政策判断を下すとの暗黙の前提があってこそではな
いかであった。これをハーベイロードの前提という。今回の震災復興では復興会議で様々な提言がなされ
るであろう。提言自身が現実を把握し切れていないものになるのかも知れないが、正しい提言であっても政
治がいろいろな思惑で変質させてしまう可能性もある。むしろその方が大きいが。

追加①:NHK仙台放送局(5/23水産復興特区案)
追加②:NHK盛岡放送局(5/24岩手県が復興町づくり3案)
追加③:日経BP(5/27岩手県の町づくり案)
追加④:内閣官房HP(6/25付、復興構想会議提案~悲惨のなかの希望~)
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by bonjinan | 2011-05-22 12:10 | 政治・経済 | Trackback

今日のニュース、中韓首脳来日、金環日食

☆中韓首脳 被災地訪問
中国の温家宝首相、韓国の李明博大統領が東日本大震災の被災地を訪問。
それぞれの思いがあっての訪問だと思うが原発事故に関しては認識を
共有して貰いたいものだ。若し両国で事故が起これば西風に乗り重大な
影響を及ぼす。
参考:NHKニュース(関連ニュース)

☆2012年5月21日、日本で金環日食
1年後の5月21日、朝7時半頃、九州から関東に渡る広い範囲で金環日食
が見られるという。東京では7時34分。
参考:国立天文台HP(金環日食関連)
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by bonjinan | 2011-05-21 19:59 | できごと | Trackback

もう一つの被災地、長野県栄村

東日本大震災のもう一つの被災地・長野県栄村ホームページを覗いてみた。
震度6強の強震に襲われながら日本有数の豪雪地帯ということもあって被害
の様子もほとんど報道されなかった。雪が解けようやく災害の全貌が分って
きた。地割れなどで田植もできない水田も多くそばの種が撒かれるという。
焦らず生活を再建して欲しい。今日、朝のNHKでは栄村の道の駅が紹介され
ました。元気な様子にほっとしました。

参考:長野県栄村ホームページ
栄村物産館「またたび」ホームページ
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by bonjinan | 2011-05-21 09:29 | 生活 | Trackback