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今週の一冊、寿命は延ばせるか

今週は池田清彦『寿命はどこまで延ばせるか?』PHPサイエンスワールド新書(09.10)です。
原始的なバクテリアなどは基本的に死なない。ではなぜヒトには寿命があるのか?そんな疑問に生物学者の視点から答えてくれる。概念的には高度に分化した多細胞生物は死すべき運命を内臓することで生命を維持し種の存続をはかっているのだと説明される。具体例としてニューラルネットワーク(神経細胞網)形成過程にみられるアポトーシス(細胞のプログラム死)、細胞分裂時におこるテロメア(染色体の末端部)短縮と最終的に引き起こされるアポトーシスなど紹介されている。前者例では細胞の死なくしてはヒトがヒトとなりえず、後者例ではヒトが正常な動作を維持できかつ種を守る限界として働いていることを知る。生きている限り精一杯に生き天寿をまっとうすることが王道のようだ。
(追記)
東京理科大・田沼靖一教授は、再生系細胞で機能するのが「アポトーシス」。非再生系細胞においてはまさに老化であり「アポビオーシス」として明確に区分している。前者を細胞消去機能、後者を個体消去機能としている。なお生体内の細胞死は総細胞数60兆個のうち毎日3~4千億個(ステーキ1枚分に相当)とされる。
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by bonjinan | 2010-11-30 20:26 | 健康 | Trackback

都心で紅葉を楽しむ@小石川植物園 sanpo

小石川植物園(文京区白山)の紅葉を楽しんできました。
都心にありながらとても静か、色とりどりの紅葉を里山のシーンの中で、
また日本庭園のシーンの中で楽しむことができました。
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 紅葉の林の中へ
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 メタセコイヤの紅葉
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 水面にも映る色とりどりの紅葉
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 オニモミジ(カエデ科)の大木とサルスベリの紅葉
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 ユリノキの紅葉
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 アメリカシナノキの紅葉
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 日本庭園の紅葉。赤壁の建物は旧東京医学校本館。
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 イロハモミジの林とサクラの広場。
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 旧小石川養生所跡に残された井戸周辺。この場所の歴史を感じます。
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 ロウヤガキの実。
 紅葉に加えてこうしたきれいな実も楽しめ良い散歩となりました。

参考:小石川植物園ホームページ
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by bonjinan | 2010-11-25 10:56 | 旅、散歩 | Trackback

北朝鮮、韓国を砲撃

23日午後、北朝鮮は韓国の大延坪島とその周辺を砲撃した。
北朝鮮は国連軍が設定した北方限界線を認めず軍事境界線の延長上が国境で
あると主張しての砲撃であった。陸地攻撃は1953年の朝鮮戦争以来初めて
というから一気に当時の緊張関係に戻ったともいえる。
北朝鮮のこうした行動はどのような指示系統から発せられたのか、特に組織
的にいつでも暴走しうる環境なのか、正確に情報収集して欲しいものです。
現状で鍵を握るのは韓国の対応ですが、国際社会の支援を信じ冷静な対応を
して欲しいものです。わが国にとっても隣国のこと、同様な事態がいつ起こ
るか分からなく緩んでいる危機管理を再点検して欲しい。
首相のテレビ報道で知ったというような情けない発言はやめて欲しいものだ。
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by bonjinan | 2010-11-24 09:22 | 政治・経済 | Trackback

今週の一冊、英文学講義

今週の一冊は、高山宏『奇想天外・英文学講義』講談社(2000.10)です。
大学で講義されるような文学にはまったくの門外漢ですが、ニュートンと英文学という出だしに引かれ図書館の棚からつい手に取ったものです。英文学はシェークスピア(1564-1616)抜きには考えられませんが、没後約30年に近代物理学の祖といわれるニュートン(1642-1727)が生まれ、18世紀の英文学に大きな影響を及ぼしたという。特に、光のスペクトル分析を著した『光学』は光学者よりもむしろ文学者によて読まれ文体にも変化をもたらしたという。
本書より抜粋してみよう。17世紀の文学は文体論的にいえば動詞が多いという特徴がある。例えば「僕は君を愛する。君はそれにこたえてくれる。二人の心は手に手をとって走り始め・・・」とアクションの滑らかな連続で進行する。18世紀になると、例えば「ぼくの網膜に上下逆に結像する彼女の姿は・・・」とやたらと修飾節が多くなる。ニュートンによりそれまで知らなかった新しい知識をどんどんえることとなり新鮮な言葉として文章にも取り入れられたようだ。英文学も世につれ変化していたということです。そんな講義が次々と続く。ところで最近はどうのような文体が流行っているのだろうか。文章下手な私に適切なコメントもきないが、経済の低迷、政治の混乱が長引いており早く抜け出したいという気分も強いから、述べたいことが流れ良く進み、明快な結論に至るかたちが求められているのは確か。
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by bonjinan | 2010-11-21 10:50 | 読書 | Trackback

~尾道~ sanpo

NHK連続テレビ小説「てっぱん」を観ながら尾道ファイル(07年5月撮影)を開いています。
箱庭のような町、母親の胎内に戻ったような感じがする町だったことを想いだす。
尾道ラーメンの「朱華園」では偶然にも映画の大林監督にお会いできたことも思い出。
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  千光寺公園からみる千光寺、尾道水道
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 鐘楼「驚音楼」と眼下に広がる尾道の町、遠くに新尾道大橋
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  天寧寺三重塔の大きな屋根
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  迷路を進むとどんな景色が開けるのか、クワクする。
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 どちらに進んだら良いか、それも散歩の楽しみ。志賀直哉旧居付近。
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  浄土寺への坂道。尾道は坂道、石畳、石段の町。景観の変化が魅力。
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  尾道水道。向島も目と鼻の先。生活感の感じられる海辺だ。

 
 
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by bonjinan | 2010-11-20 09:03 | 旅、散歩 | Trackback

青いバラ

「青いバラ」は「不可能なこと」のを意味するほど青いバラ作りは難題であった。
現在、「ブルーバユー」と命名された青みがかったバラ(原産国:ドイツ、発売1993年)を公園などでみることができますが残念ながら本物の青には見えない。最近、発売されている青バラはどのような原理、方法によるのだろうか。2009年にサントリーから発売された「サントリーブルーローズアプローズ」は遺伝子組み換えによるもの。花の代表的な色素アントシアニンの一種デルフィニジンという色素を造る遺伝子をパンジーから採りバラの遺伝子に組み込んだもの。こういえば分子生物学の進歩した今日では簡単なことのように思えますが生命現象はそう単純なものではないらしい。どの遺伝子がどの程度発現しどの遺伝子がどの程度抑制されるかは細胞をとりまく環境(ニッチというのだそうだ。私は隙間市場のニッチしか知らなかった)によっても変るという。まさにガン細胞を抑える条件を探すようなものらしい。その証拠にいまでも誰がみても青と言えるバラはできていない。ちなみに「サントリーブルーローズアプローズ」の花言葉は「夢かなう」ですが方法論として緒に就いたといったところ。

アントシアニンについて(補足)
花に含まれる代表的な色素はフラボノイド、カロテノイド、ベタレインなど。この中で、薄黄色~赤~青色にかけての幅広いスペクトルを持ち、ほとんどの植物において花の主要な成分として重要な役割を担っているのがフラボノイド。フラボノイドは紫外線やストレスからの保護、シグナル伝達物質、食害からの保護などの機能ががあり、近年ではその抗酸化作用から健康に良い成分として注目されている。フラボノイドの仲間の中で、花の色に直接関わる有色の成分はアントシアニンと総称される。アントシアニンから糖を除いた発色団はアントシアニジンと呼ばれ、①ベラルゴニジン型(オレンジ~朱色の色素)、②シアニジン型(赤色~紅色の色素)、③デルフィニジン型(紫~青色の色素に大別される。主役級の色素(アントシアニン)の基本構造はたったの3種類(違いはOH基の数)しかないにも関わらず、それらの量と比率で多彩な色を発色している。バラ、キク、カーネーション(三大切り花といわれ世界の切り花市場の約半分を占める)は、いずれも紫から青にかけての品種がない。(サントリーグローバルイノベーションセンター・勝本幸久氏講演より)
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       ↑ ブルーバユー(Blue Bajou)@神代植物公園
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   ↑ 青色カーネーション(ムーンダスト)、青いバラ(サントリーブルーローズアプローズ)
     (慶応大学市民講座)
参考:サントリーホームページ(本稿関連)
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by bonjinan | 2010-11-17 11:09 | 文化・歴史 | Trackback

初冬を彩る花、紅葉@神代植物公園

初冬の神代植物公園(東京調布市)を歩いてきました。
バラ、ダリアを愛でツタ、イチョウ、ユリノキなどの紅葉を楽しむことができました。
これからモノトーンな冬になってしまうかと思うとなごり惜しい。

<だりあ園のダリア>
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<ばら園のバラ>
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青いバラ(関連ブログ2010.11.17)

<紅葉>
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 ツタの紅葉
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 イチョウの紅葉
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 プラタナスの紅葉
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 ムクロジの紅葉  昔、果皮の中の黒い核は羽根つきの珠や数珠にされた。
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 ユリノキの紅葉。紅葉の葉を落とすとこれから冬篭り。
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by bonjinan | 2010-11-16 20:08 | 旅、散歩 | Trackback

銀座の夜景

銀座で学校時代の同期会あり。飲み会前にしばらく夜の銀ブラ。
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 四丁目交差点
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 八丁目。
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by bonjinan | 2010-11-14 21:01 | 旅、散歩 | Trackback

尊厳の芸術

米国スミソニアン美術館で開かれている"THE ART OF GAMAN"尊厳の芸術が今日のNHKクローズアップ現代で紹介されました。強制収容所に収容された日系一世が絶望の中で未来を信じ生み出した工芸品。限られた材料からかくも美しく魂をゆさぶる作品ができるものかと驚きました。さらに驚くことに、一世は生存中二世三世の前で収容所生活を恨んで語らず、作品も秘せていたという。将来にアメリカ社会を恨まずアメリカ社会で力強く生き抜くことを願ったからだという。昔の日本人の我慢強さを超越した心の広さと精神の気高さに圧倒される。

参考:スミソニアン美術館ホームページ
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by bonjinan | 2010-11-11 21:00 | 文化・歴史 | Trackback

尖閣ビデオ流出問題

尖閣諸島沖の中国漁船衝突をめぐるビデオ映像は神戸海保職員がYouTubeに投稿したと自身から海保
上司に申し出があったと報道されました。100%事実と確認された訳ではありませんが、ここではこうした
問題が起こる時代的背景を考えてみたいと思います。
①ピラミッド組織の崩壊
身近なところでは核家族化で考えるとよく分かります。親は子供のすべてを把握できない。子供は子供の考
え方で動くこれと同じです。意識上の上下関係はもうとっくになくなっています。下は上に従うのは当たり前
などという前提は希薄になっているのです。新しいガバナンスが求められているのです。
特に、官庁文化は高級官僚と現場職員とではもともと天地の差のある世界でしょうから指揮命令系統の実
質的崩壊は想像に難くありません。今回の場合は、時事刻々変った外交・政治環境の中で、現場に明確な
指示を出していたのかどうかも不明確です。若し、公務員の良識だけに依存していたとするならば政府、高
級官僚の時代認識、危機管理には重大な欠陥があります。
②高度情報化時代への遅れ
インターネット社会/ネット社会は中央の管理統制を省略した中抜きの社会です。情報漏洩はいつでも起こ
りうる可能性をはらんでおり、今回のような問題はいつでも起こることを前提とした準備が必要だということ
です。紙、判子文化に慣れ親しんだ官庁社会では想像もできない世の中になっていることを認識すべきで
す。話は拡大しますが、役所はもっとも高度情報化社会に遅れた世界です。足元の行政改革断行こそ景気
対策にもなります。
③情報公開時代への事前検討不足
国民、住民にあらゆる情報を公開し国民レベルでの議論を高め合意形成を早めるようにすることは時代の
流れです。もちろん人権、国益に関係する外交・防衛案件については期間を決めて非公開とすることがあっ
てもかまわないのですが、問題はその切り分けの基準です。乱用されると政権、行政にとって不都合なこと
は覆い隠されやすく、結果としての不利益を国民が背負うことになるからで、非公開としても良い場合は、
非公開の間に生じた不都合不利益に比べて余りある利益が想定される場合のみです。従って非公開を判
断する場合は、判断者の的確な状況判断、高度な先見性が前提です。また普段の国民からの信頼が必要
になります。今回の場合は政府高官がビデオをみれば問題は一目瞭然と言っておきながら非公開とした経
緯からみて、政府の明確な経過説明を要します。軽々しい発言に問題の発端があることも認識すべきです。
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by bonjinan | 2010-11-10 18:00 | 政治・経済 | Trackback