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晩秋の風景@奈良、元興寺

奈良、猿沢池から南にしばらく歩くと元興寺(がんごうじ、中院町)がある。飛鳥の地に建てられた日本最古の仏教寺院である法興寺(現、飛鳥寺)がその前進。その後、平城に移り、寺名を元興寺と改めている。南都七大寺に数えられる官寺であったが、平安後期からは衰退した。その後は幾多の変遷をたどりながら今日、真言律宗の寺院となっている。1998年には世界文化遺産「古都奈良の文化財」の一部として登録されている。街の中にありながら静か、ほっとする寺院である。晩秋の風情を楽しんだ。
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  極楽坊本堂(国宝)、極楽堂、曼荼羅堂(智光曼荼羅在)とも言う。  
  収蔵庫には仏像、国宝の五重小塔など展示保存されている。
  お堂の周りには萩が植えられ、今、黄葉している。
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  写真左に極楽坊禅室(国宝)と右側に本堂、手前に石仏群。
  屋根瓦には日本最古、飛鳥時代の瓦が使われた行基葺き、飛鳥時代を偲ばせる。
  石仏群の間には、マリーゴールド(脚注)が咲き彩を添えていた。
  春にはハルシャギク、初夏にはキキョウが咲く。
  石仏群には「元興神(がごぜ)」が隠れているかも知れない。

 参考:元興寺ホームページ

(余談)アレロパシー、アレロケミカル
植物が特異的成分を放出して他の植物の生長を抑えたり、微生物や昆虫、動物から身を守ったりすることをアレロパシー(他感作用)といい、アレロパシーを引き起こす特異成分をアレロケミカル(他感作用物質)という。マリーゴールドは土壌中の有害な線虫の発生を抑えることで知られている。テルチフェンという硫黄原子を含んだ化学成分(アレロケミカル)によるアレロパシー作用と考えられている。(斉藤和季『植物はなぜ薬を作るのか』文春文庫)
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by bonjinan | 2016-11-27 10:54 | Trackback