ひさしぶりのヨーロッパ旅行でした。今回は中欧(Central Europe)。
1989年(米ソ冷戦終結宣言)頃までは中立国のオーストリアを除いて共産主義の国々。つい最近まで東欧とも言い、まず行くことのない遠い地域だった。世の中、30年もすれば何が起こるか分からないということだ。
旅程は次の通りだった。
ハンガリー(ブタペスト)→スロヴァキア(プラチスラバ)→オーストリア(ウィーン)→チェコ(プラハ)。航空会社はフィンエアー(AY)でへルシンキ経由。全体を通して旅程通りの旅となった。順を追ってブログにアップしようと思います。
飛行機の中、何もすることがなく、どこまで来ているか画面を見る程度。地図の上を南にしてみた。一瞬、同じ場所を見ているのにどこの地図か分からなくなる。写真は、ロシア上空 もう1時間ちょっとでヘルシンキに着く。
(余談)飛行機は目的地以外に降りることもある。
前回スペインに行った時はブリティシュエアー(BA)でロンドン・ヒースロー空港経由マドリードだった。アムステルダム上空までは順調に進んでいたが、ヒースロー空港周辺が濃霧で着陸指示待ち機で混雑しているということで北海上空で何回も旋回し続けた。そのうちロンドンに近付いたものの状態は変わらず英国内を北上することになった。しかしアジアからの長距離飛行の上、着陸待ち時間が長く、給油が必要とのことで英国内を北上ニューカッスル空港に着陸、給油。そののちヒースロー空港に着いたものの乗り継ぎ時間がほとんどなく走るようなことになった。もちろんマドリードには真夜中の着となった。まあこういうことはめったにないことですがこれも思い出。
ニューカッスル・アポン・タイン空港、給油中。
ニューカスルは北部イングランド最大の都市。かつて蒸気機関車を実用化したジョージ・スティーブンソンを輩出し、造船業等重工業で栄えた。幕末には佐賀藩が長崎のグラバー等を介して同市アームストロング社のアームストロング砲を購入した。スケジュールが決まっていない旅ならば寄り道ということもあるのだが。当日は霧がでていて飛行機から外の景色はほとんど見えず。これはこれで残念。