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夕暮れの東大寺、二月堂

奈良旅行では必ずたずねる東大寺。夕暮れの風景がまた良い。
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二月堂舞台から眺める東大寺境内と奈良の町。
大仏殿で大仏さんを拝み、隣の法華堂(三月堂)で不空羂索観音像ほかの諸仏を拝み、二月堂から東大寺境内を眺め余韻に浸るのが私の定番コース。

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二月堂の階段と舞台
3月の「お水取り」では、煉行衆が燃え盛る大松明をもってこの階段と舞台を駆け巡り、春の訪れを告げる。

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二月堂裏参道
二月堂の北側の登廊を下りるとこの参道。石畳と土塀が続く風情ある参道。これまた私の定番コース。
「特に1か所あげよといわれれば、二月堂あたりほどいい界隈はない」(司馬遼太郎『街道をゆく』)まったく同感です。

(補足)修二会、お水取り
二月堂で毎年行われる修二会(しゅにえ)は、752年に始まって以来、2017年で1266回を迎えるという。修二会の正式名称は「十一面悔過法会(じゅういちめんけかほうえ)」といい、様々な過ちを二月堂の本尊である十一面観世音菩薩の前で懺悔する儀式だという。3月1日から2週間、「お松明(たいまつ)」が毎夜、二月堂を明るく照らす。お松明は練行衆(僧侶)が二月堂に上堂するときの道明かりで通常10本。12日深夜には、二月堂下の若狭井から観音様にお供えするお香水(こうずい)をくみ上げる儀式「お水取り」が行われる。春を呼ぶ行事と知られている。(奈良観光ガイドブック、冬)

by bonjinan | 2016-11-26 11:51 | 旅、散歩