椿には早咲き遅咲きなど様々な種類がありますが、多くの種類が咲くのはこれから。
茅ヶ崎、氷室椿庭園の椿も咲きだしてきました。
大虹と言う名の椿
参考:
茅ヶ崎市ホームページ(氷室椿庭園)
椿あれこれ
今回は名前のこと。学名、英名の「カメリア・ヤポニカ」は、ツバキの種を18世紀にヨーロッパに紹介したイエズス会の宣教師、ゲオルグ・ジョセフ・カメルの名前に因む。イタリア・ナポリ近郊、旧ナポリ王国フェルデナンド4世が造ったカゼルタ王宮の英国式庭園には1782年に伝えられたという大島椿(やぶ椿)が育っているという。どのようなルートで伝わったかは定かでないがカゼルタ庭園での人気が起点となってヨーロッパ中に広がったという。日本名「ツバキ」の名前の由来については諸説ありますが葉に艶があることから「つやはぎ(艶葉木)」といわれ、それが訛って「ツバキ」になったもその一つ。『万葉集』にも数は少ないが歌われている。